オノデライダー戦記

ヴィクトワール広島所属プロロードレーサー小野寺玲のブログ。いつまでも自分らしく輝きたい僕の日常や活動を発信していきます。

注射きらい

 

 

ふぅ。

 

ようやくブログを書けるくらいには回復しましたので。

 

 

 

今回はコロナワクチンのレポート的な内容がほとんどになってしまうかと…

 

これに関してはまだ前例が少なく、症状の因果関係も定かではありませんし、年齢や体質などでかなりの個人差があるようなので、一例として紹介しますね。

完全なレポートでは無くあくまでブログ的な書き方をしてますので悪しからず…

 

 

 

 

 

 

 

 

今週月曜日に、2回目となる新型コロナウイルスワクチンの接種をしてきました。

 

使用されたのはモデルナ社製です。

  

1回目の後、副反応なのか定かではありませんが、3週間くらいにわたって呼吸苦などの症状が続き、苦労しました。

 

平均的に2回目の方が副反応が出やすいと聞いていたので、今回はかなりビビっています。

 

 

 

 

 

 

 

さて、ひと月前の1回目接種時には、僕の注射嫌いが過剰反応して、接種直後に気分が悪くなってしまい、しばらく別室で休ませてもらうなどの恥ずかしい思いをしたわけですが…

(過去に採血やレントゲン写真などで倒れたこと複数回)

 

 

今回は接種直後に倒れませんでした!!

 

 

と、喜んだのも束の間。

迎えた翌朝には全身の節々が痛み、熱も徐々に上がり、激しい頭痛に襲われることになりました…

 

最初に服用した、アセトアミノフェン系の薬は熱や頭痛にはまるで効いている様子が無く、朝と昼に服用しても激しい痛みはそのまま…

常にうなされながら寝ては痛みで起きて…の繰り返し。

 

夜になって薬を変えようと思いつき、アスピリン系の薬を服用したところ、症状は改善。

起き上がって会話くらいはできるようになりました。

 

実家にあるAT車に乗り換える都合上、接種当日から実家にいたので、母や弟に世話になり、なんとか生きながらえることができました…

(AT車に乗り換えたのは、僕の乗るMT車だと接種後の左肩に負荷をかけてしまい、痛みが長引くと前回の接種で思い知った為。)

 

 

正直、接種翌日は地獄のようでしたね…

病気でもないのにこんな辛い思いしなきゃならないのか…と。

 

この日食べたのはまだ軽症だった朝に食べた朝食と、夜の薬の服用前に軽く口にしたフルーツゼリーのみ。

万年はらぺこの僕がこんな食生活をするなんてね…

 

 

 

結局その晩もそのまま泊まり、翌朝、少しの時間なら車を運転できそうなくらいには回復したと判断したので、自分の部屋に帰宅。

 

それが昨日の話。

昨日の夕方は毎月恒例のミヤラジ出演の日だったが、車で出かけてスタジオで1時間話すことができる体調では無かったので、電話出演にしてもらいました。

 

 

 

そして接種から3日目の今日は、薬こそ服用を続けているが、軽い運動ならできそうだと思い、事務所へ行って1時間ほどKICKRで汗を流す。

 

しかし心拍が上がり始めるとやはり呼吸苦が襲ってくる。

あまり上げ過ぎないよう注意したが、やはり呼吸苦はワクチン接種と何かしら因果関係があるように思える。

 

 

ちなみに針を刺された左肩は痛みこそ和らいできたが、触ると痛むし、若干の痒みも感じる。

MT操作は街乗り程度であれば問題は無い。

峠には行けない。

 

 

 

以上、接種後3日後までのレポートとなりますが、2回目はかなりシンドイ気がします…

 

こうしてブログを書いている最中も頭がフワフワする感じなのだ…

 

 

早く回復して元の生活リズムを取り戻したいです…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや待て、本当はこんな内容書くつもり無かったんだ。

 

だいぶ遅れたが、先日のル・マン24hの感想をだな!!

 

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トヨタガズーレーシングがレース中、オンボード映像をライブ配信していたので、残り8時間くらいからずっと見ていたのですが、そのラインの正確さと速さに惚れ惚れしながら見ていました。

 

そしてウズウズしてきてグランツーリスモに移動して、収録されているトヨタTS050Hibrid'16を駆り、サルトサーキットの耐久レースに参戦していました。

 

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なんとなくそれっぽいレースフォトを撮ってみたり。

 

それからはひたすらオンボードを見守りながらSNSでの情報更新を追っていく作業。

 

残り数分になったところで一周差で1-2のトヨタ2台がピットで合流。

ランデブー走行でフィナーレへ。

 

しかもその2台に乗るのはどちらも日本人ドライバー。7号車には小林可夢偉選手、8号車には中嶋一貴選手だ。

 

日本車、日本人が並んでルマンのゴールを駆け抜ける…

 

感動的なシーンを見届けることができました。

 

ウイニングラップからのピットを逆走して帰って行くまで、ルマンのフィナーレはいつ見ても感動的なものです。

 

モータースポーツっていいなぁ〜

としみじみ思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

…と、

 

ワクチンなのかルマンなのかよく分からない内容になってしまいすみません…

 

本当はもっとルマンを語りたかった!

 

頭がボーっとしているので許してください!

 

 

 

 

それではまた。

本気と書いてガチ

 

 

今日は関東圏のJCLチームが主体となって開催したサマートライドキッズアカデミーに参加してきました。

 

コロナ禍、そしてひどい暑さの中でしたが、少ないながら有志のキッズ達が参加してくれました。

 

 

 

 

今日の僕は4時起きでスタート。

そんなに早く起きる必要無かったのだが。

 

 

 

10時から始まったプログラムは、まず初めにJCLチーム選手によるエキシビジョンレースが行われました。

 

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ここフレンドリーパーク下総は、まだ高校生の頃に草レースに出たりした時に来たことがありましたが、実にそれ以来久々に走りました。

 

 

エキシビジョンレースは想像以上のガチ具合。

 

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合同トレーニングという名目も含んでいたりするので、やる気の人はマジである。

 

もちろん僕もこうなっては手を抜かない。

 

ガチにはガチで挑もう。

 

 

 

周回数は15周回。距離にして22kmくらいだそうだ。

 

短いスプリントレースだと、正直今の僕の状態では苦しいのは目に見えていた。

 

まぁ、もちろんめちゃ苦しかったです。

一もがきで心臓がバッコンバッコンいって収まらなくなるし、呼吸も浅くなる。おまけに暑い。

 

しかしまぁ、なんとかイケる。

 

 

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表情からガチ具合を察してください。

 

 

チーム関係なしの個人レース。

普段は味方してくれるチームメイトがガチで潰しにかかってくる。笑

 

無秩序のレースだが、ある意味新鮮味があって面白い。そして辛い。

 

 

 

 

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そしてガチったら勝ちました。笑

 

苦し過ぎたし想定外のことで特にポーズとか無いです…

 

 

このレースでは僕が貝原を大人気が無い先行スプリントで封じましたが、午後に行われた2戦目では、単独先行した僕をアベタカさんが潰し、そこで合流した貝原が抜群のタイミングでスプリントして見事に勝っています。笑

 

 

 

今日は短時間でかなり追い込みましたね。

お陰で今も呼吸がしんどいです…

 

 

 

 

エキシビジョンレースの後は体験型プログラム。

 

選手と一緒に集団走行を体験したり、補給の要でもあるボトル渡しを体験したり、ゴール前スプリントを体験したり。

 

今までのイベントにはなかなか無かったであろう内容でした。

 

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当然ながら僕らも初めてのことなので、上手く楽しめるようにできたか分かりませんが、参加してくれたキッズ達と楽しく自転車に乗れたからヨシとしようかな。

 

楽しんでくれたなら僕は嬉しいです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今の情勢下では、規制だらけで今までのようにのびのびとイベント等ができないですが、今後このようなイベントがもっと大規模で開催できるようになったらいいなと思いました。

 

 

 

 

 

 

 

オノデライダーはとっても疲れました。

 

それではまた。

苦しくて雨

 

 

今日はJCL第5戦コーユーレンティアオートポリスロードレースが開催されました。

 

国際サーキットである、オートポリスが舞台。


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これまで、ミニサーキットから国際サーキットまで、数々の自動車サーキットを走ってきたが、走る度に思うのはここは自転車で走るところじゃあないということ。

 

サーキットってのは、ハイパワーマシンが轟音を轟かせながら、ハイスピードで走る場所であって、カッコいい音も無ければ大したスピードも出ない自転車が走る場所じゃあない。

 

 

 

 

 

 

今日のレースは雨のレースになりました。

 


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台風の影響で、スタート前こそ降っていなかったが、スタートして2周もすると土砂降りに。

 

 

雨の国際サーキットはよく滑る。

レコードラインは路面の目が潰れて排水が悪くなるし、自動車のオイルや塵が雨で浮くためだ。

 

 

このような状況下だと、レース展開にも影響がある。

有力選手や勝負したい選手は、コーナーでの失速やトラブルを回避するために常に前方で展開したがる。

 

その為、僕の経験上では、このような天候で日本特有のサーキットコースでのレースにもなると、有力チームを複数乗せた多めの人数の逃げが先行してそのまま逃げきる展開が多い気がする。

 


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今日もそのような展開が予測できたので、序盤から有力チームの動きに警戒しつつ前方で展開しました。

 

 

普通にしているだけでも息苦しさを感じるほどに自身のコンディションは良く無かったが、序盤から動けてはいた。

 

しかし、走るうちに最後の勝負に絡めないことを察したので、1回目のスプリントポイントは取りに行った。

何もない無いより少しでもお小遣いを稼ぎたかった。

 

 

このスプリントポイントで軽くもがいた際、たった少しのもがきだったのに猛烈に苦しい。

 

ここから体調に自信が持てなくなってしまった。

 

 

 

 

コースの特性もあり、なかなかまとまった人数の逃げが決まらないまま中盤へ。

逃げこそ決まらないが、いつの間にか集団は人数を減らし、多めの逃げ集団くらいの人数にはなっていた。

今のJCLの人数とレベルだとこうなることが多い気がする。

 

 

 

 

 

それから僕は上りでの各チームのアタックなどには反応したりと、まだ動けてはいたものの、終盤に差し掛かる頃には本格的に苦しくなり、8周か7周を残して集団からドロップ。

 

 

同じくらいのタイミングで遅れたアベタカさんと中村と3人でゴールまで粘ることに。


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ゴールまでたどり着いたが、結果につながる走りはできなかった。

 

勝負できるメンバーを序盤から消耗させてしまったチーム力不足を感じるレースになりました。

 

 

 

 

体調が悪く、自信が持てない状態の中で最善は尽くしたつもりだが、追い込めないのはとてもストレスだった。

 

とても苦しい雨のレースでした。

 

 

 

 

 

帰りのフライトでは久々に窓側席を選んでみた。


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夜の空港の景色は大好物であります。

 

 

 

 

 

宇都宮まで後少し。

 

 

それではまた。

隣の部屋の人、ごめんなさい…

 

 

 

 

毎朝5時に「ニュルンベルクのマイスタージンガー第一幕への前奏曲」がまぁまぁの音量で流れる設定にしてある端末を家に置いてきた。

 

多分アラーム設定解除し忘れている。

 

つまり毎朝鳴る。

 

そして僕は今、大分県にいる。

 

この土日、止まることを知らないニュルンベルクのマイスタージンガーが毎朝流れてしまうことだろう…

 

両隣の部屋の住民の方、もし聞こえてしまったらお休みのところ大変申し訳ないです…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

迷惑をかけてしまうのではと思うと早く帰って解除したい僕ですが、日曜日にレースを控えているため帰れません。

 

今日は別府けいりんにてバンクリーグがありました。

 


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灼熱のオーバルコースをただひたすらグルグルするのは地獄のよう。

 

 

おまけにワクチン接種後から続いている妙な息苦しさが邪魔してまともにもがけない状態も相まって、今日のレースではまともな戦力になれませんでした。

 


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これが夏の暑さのせいなのか、ワクチンの副反応なのかよく分かりませんが、このままだとただただシンドイので早く治ってもらいたいところです…

 

 

 

 

 

明日は何もないので移動日という位置付けです。

 

せっかく九州に来ているのに、特に観光できるわけでも無いのが残念です。

 

 

 

この辺り、ロケーションは良いところばかりのようなので、いつかバイクでロングツーリングでもして訪れたいものです。

 

 

 

 

 

それではまた。

 

自転車安全教室です。

 

 

今日は自転車安全教室。

久々に僕の番です。

 

 

宇都宮市青少年活動センター⋅トライ東 にて、宇都宮東警察署の方と合同での実施でした。

 


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今回の対象は小学校低学年の子供たち。

 

まだ自転車に乗りはじめて間もない子や、あまり乗っていないけれどこれから乗るであろう子達が集まってくれました。

 

座学ではおまわりさんの分かりやすい交通ルールの説明を主に、我々ブリッツェンは自転車のチームがあることや、どんなレースをしているか…など、子供たちが知らない世界のお話を主にさせてもらいました。

参加していた11人の子供たちの中で、ブリッツェンを知っていたのは1人!

 

今日新たに10人の子供に僕らの存在を知らせることができました♪

 

 


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皆の前で柿沼社長に扇がれ、風洞実験される僕。

*自転車安全教室です。

 

 

 

 

 


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皆の前で椅子に立ち、何をするかと思いきや…

 

 

 

 

 


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バッ!!

*自転車安全教室です。

 

 

 

 

 

多分今日一番ウケたのはピチピチのレーサーウェアと、僕の脚の日焼けでしょう。

 

 

 

 

 


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後半は実技も。

雨天で外でみんなで乗れなかったので、僕1人で身体を張って実演。


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ブレーキのかけ方や、安全な乗り方、見慣れない高性能自転車の説明など。

 


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みんな興味津々に見て学んでくれたと思います。

 

 

これから楽しく安全に自転車を楽しんでネ!

そして自転車レースの世界にも少し興味を持ってくれたなら嬉しいな。

 

 

 

 

 

 

それではまた。

脱スーパーストラット!

 

愛車が退院したことは以前記事にもしましたが、今回はその内容について、マニアックな記事になります。

 

自転車要素は一切出てきませんのであしからず…

 

 

 

 

 

そもそもスーパーストラットサスペンションとは?

という話ですが、

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レビンのカタログにこのようにあるように、ロアアームに追加されたキャンバーコントロールアームによって、車両旋回時のタイヤの設置面の変化量を抑制する、ダブルウィッシュボーン式に近い機能をストラット式で実現したというもの。

 

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ダンパー下部も変形大根みたいな形をしています。

 

当時はトヨタ渾身の画期的なシステムでしたが、このシステムには弱点も多く、採用された車はほんの僅か。

 

 

僕の知る限りでその弱点を挙げると、

 

ストローク量が少ない

・構成部品が重い

・アフターパーツがほとんど無い

・部品の消耗&劣化が顕著

・整備費用が高額

 

と言ったところ。

ほんの僅かしか出回っていない構造ゆえに、交換用のサスペンションも無いし、複雑な構造のため整備費用も高額になるとか。

サーキットなどで走ると、その有効性も少ないような話も聞いた。

 

実際、チューニング屋も見限ったという話もあるそうだ。

 

ストリートユースではメリットも感じられた。

 

トルクステアが少ない

・純正状態でもよく走る

・ハードブレーキ時の安定性が高い

 

など。

ハンドルも思ったより軽く、特に変な癖も無く、ワインディングも安定してスムーズに走れた。

 

 

しかし、中古車購入から2ヶ月ほどで足廻りからコトコトと異音が聞こえ始め、最近は公害レベルの音量でギシギシ軋むようになってしまった。

 

スーパーストラットサスペンションの持病でもある、キャンバーコントロールアームのジョイント部の消耗だ。

 

この部分はピロボールジョイントらしく、ストロークによりかなりの負荷がかかる部分なので、距離を走れば消耗するのは頷ける。

 

調べて色々なケースを目の当たりにしたが、大体距離にして10万キロ行かないくらいで限界を迎えるみたいです。

異音を無視して走ることも可能だが、消耗が進むと安定性にも影響が出てくるそうな。

 

 

僕の車も9万キロ弱の走行距離でしたので、異常が出るまで時間の問題だったのだろう。

 

おまけに年数も経っているので、劣化も進んでいたのでしょう。

 

 

 

 

僕はこの車の購入を決めてから、納車されるまでの期間で既にノーマルストラット化を計画しており、あらかじめ部品取り車から足廻り一式を調達しておきました。 

 

なので異音が出始めてすぐにノーマルストラット化の作業ができたのです。

 

 

 

 

 

 

 

ノーマルストラット化。いわば通常のマクファーソン式にするという作業だが、この車にはいくつかグレードが存在し、僕が乗る最高位グレードのBZ-R以外は皆ノーマルストラットである。

使用しているプラットフォームは共通なわけで、つまりは足廻り一式を他グレードの車体からそっくりそのまま移植して付け替えることが可能となります。

 

 

 

 

ただし、交換する部品のうち、一部性能が低下する部分があります。

 

それがブレーキ。

 

スーパーストラット車は15インチローターに2ポッドキャリパーなのに対し、ノーマルストラット車は14インチローターに1ポッドキャリパーなのです。

 

重要な部分をグレードダウンせざるを得ないのだ。

もちろん、スーパーストラット用を流用する方法も存在するのだが、前例も少ないし、知識不足だったので、リスク回避のため今回は素直にグレードダウンを選択しました。

 

ただし、グレードダウンの影響を少しでも減らす為に、スリットローターや高摩擦パッド、ステンレスメッシュブレーキホースなどを組み込む事にしました。

 

その為に、だいぶ予算も膨れ上がりましたね…

 

でも2月から6月までの間で全ての部品を揃えて、晴れて作業に取り掛かれるところまで来ました。

 

作業は元々自分で行う予定でしたが、レーススケジュールなどが重なってしまい、なかなかまとまった時間が取れなかったのと、いざという時のツールや技術が無いと心配だったということもあり、お世話になっているカーメイクヒロ様に作業を依頼しました。

 

 

 

 

 

 

まず用意した部品から。

 

純正部品で揃えたもの

 

・ノーマルストラット用ロアアーム

・ノーマルストラット用ナックル

・ノーマルストラット用1ポッドキャリパー

・ノーマルストラット用ABSセンサー

・ノーマルストラット用スタビライザー

・ノーマルストラット用スタビライザーブラケット

・ノーマルストラット用ステアリングラック一式(念の為)

・ハブ&ハブベアリング(新品)

・ブレーキキャリパーOHキット(前後)

 

社外部品で揃えたもの

 

・ロアアーム用ウレタンブッシュ

・スタビライザー用ウレタンブッシュ

・ロアアームバー(補強)

・ストラットタワーバー(補強)

・全長式車高調キット

・6スリットブレーキローター(前後)

・ステンレスメッシュブレーキホース(前後)

・ブレーキパッド

 

以上の部品を調達。

 

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ステアリングラックに関しては形状が違うので念の為用意しましたが、タイロッドの調整範囲内で組むことができたのでスーパーストラット用をそのまま使用しました。

 

 

 

 

ノーマルストラット部品は中古だったので、ブッシュやベアリング類は全て新品に打ち替えました。

 

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ブレーキローターも元々傷んでいたので、前後とも新品のスリットローターにしました。

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その他、剛性アップでシャープなハンドリングを狙い、交換に伴い同時に作業できるロアアームバーや、ストラットタワーバーなども用意。

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結果、部品だけで30万ほどかかりました…

そこに、ブッシュやハブベアリングの打ち替え工賃や組込工賃を含めて合計40万くらいですかね。

 

 

そこまでしてノーマルストラット化する意味はあったのか?

グレードダウンだぞ…

 

 

と思うかもしれませんが、実際のところ、ものすごく満足しております。

 

 

 

作業を終えた車の足廻りです。

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シンプルなノーマルストラットサスペンションです!

長期的に乗ることを考えたらシンプルなノーマルストラットの方が絶対良いはず。

 

 

 

所々に社外部品や補強部品が見えるのはなかなか萌え要素であります。

 

不安だったブレーキも、タッチも制動力も純正パワーでは申し分無し。

サーキットを本気で攻めない限り不足は感じないかと…。

 

 

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前後とも2〜3cmほどローダウンしました。

実はこの状態で最低地上高はギリギリなんです。(あくまで合法チューン)

 

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ロアアームバーが無ければもう少し下がりますが、これくらいがバランスも良く上品なので僕好みです。

この車高でもタイヤ止めにマフラー擦ります…

 

 

走りの方はかなりリジット感が増しました。

高速走行の安定感はもちろん、足廻りが硬くなったので切り返しの応答もキビキビするようになりました。

 

コーナーでも思ってた以上によく曲がってくれるので、走っていてとても気持ちが良いです。

 

ローダウンしたりキャンバー角をつけたりした代償として、ハンドルが重くなったがこれは問題ない。むしろ歓迎←

 

 

まだ正確なアライメント調整をしたわけでは無いので、ある程度の慣らしが終わったらアライメント調整をしに行くつもりだ。

 

 

足廻りの構造変更&リフレッシュにより、フロントはとてもリジットな感覚になり、構成部品も軽くなっているので、軽量化も実現しています。

 

そしてフロントがシャキッとすると、リアのフニャフニャ感を強く感じるようになりました…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ようやく、古のシステムを脱することができ、フロントからの異音も綺麗に無くなったのだが、同時に今度はリアから異音が発生した為、その原因を捜索中です。笑

 

これはメカニックに一通り見てもらっても原因がはっきりしなかったので、厄介な問題かもしれません…

 

車いじりの沼は当分抜けられそうにありませんね。お金が…

 

 

 

 

 

それではまた。

僕の夏休み

 

 

 

夏休みという概念が存在しなくなって数年。

 

梅雨明けして間もない今日。

 

 

僕に唐突に夏休みが訪れました←

 


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今日はチームメカニックの塩川くんのお誘いで、塩川くんの地元で昔バイトをしていたというBlue TarpというBBQカフェに、塩川くん、及川くん、田野さん、僕という4人編成で行ってきたのです!

 


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みんなで川遊びをしたり…

 

 


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「BBQマイスター」の有資格者でもある塩川くんの調理による美味しいBBQメシを楽しんだり。

 

 


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この橋、浜田省吾のMV?のロケ地なんだそうな。

 

 

更には行き帰りの運転は及川くんが担ってくれたので、僕は本当にただ楽しむだけでした。

 

 

誘ってくれて一緒に遊んでくれた3人には感謝です。

先週のレース後から少々沈んでいたので、ととも良いリフレッシュになりました。

 

 

ここ数年は、ただ通りすぎるのを待つだけだった夏を、久々にいい感じに楽しめた気がします♪

 



 

 


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夏も悪くないな…と思える1日でした。

 

 

チームメイトみんなとこういう場所でワチャワチャしたいものです。

 

 

 

 

 

それにしても早くクリスマスにならないかな。

 

 

それではまた。