こんばんは。昨日は移動からの後片付けで時間が無かったので今日更新です〜
TOJ最終日は東京。
これも最終日恒例のコースで、高低差はほとんど無いフラットなコース。
ハイスピードコースで、期間中では距離は長い方の112km。
我々としては、増田さん、宮崎くんの総合順位をキープしつつ、ステージを狙うプラン。
逃げを打つか、集団スプリントに挑むかで前日は悩んだが、各チームの出方を見て、集団スプリントに挑むことにした。
期間中初の僕のインタビュー。平坦ステージで活躍する選手としての認識がまだあるみたいだ。
朝方は涼しい気候だったが、レースが始まる頃には夏を感じる陽気に。
レースがスタートすると、ポイント賞争いが続いていた為に、スプリントポイントに向けた動きが活性化。
逃げを打つ気が無い我々は集団内で落ち着くタイミングを待つ。
中盤になって逃げが容認されると、リーダーチームと、最終スプリントをしたいチームがコントロールを開始。
ブリッツェンは宮崎くんをコントロールに加え、残る3人は集団前方付近に固まる。
ペースが安定していて消耗こそ少なかったが、ここ3日間で蓄積された疲労感を感じながら周回を重ねる。
いよいよ終盤に向けて各チームがピリピリとし始める。
スプリント狙いのチームを中心に集団をペースアップさせ、最終周に入る頃には集団は一つに。
東京ステージは道幅も広く、タイトコーナーも少ないことから、最終周は各チームのトレイン争いが激化する。
人数を揃えてまとまって走るのが至難の業だ。
今回は増田さん、アベタカさん、僕の3人で上手いこと終盤までまとまって陣取れていた。
しかし、残り1キロを切った直後の左コーナーでオーバーランした選手がいた事により前方はバラける。
綺麗にクリアしたアベタカさんと僕が、ここで先頭に押し出される形になってしまった。
ここからゴールまではまだ長く、アベタカさん1人では僕をラスト200m手前まで引くのが精一杯だった。
かといって、ここで他チームが出てくるのを待ってしまうと、埋もれてしまう可能性も高くなる。
それをアベタカさんも知ってか、力尽きるまで引いてくれた。
しかし僕が先頭に出た時はまだ200m看板が見えていた。
おまけにこの日のホームストレートは向かい風。
分かってはいたが、ここまで来たらもうもがくしか無い。
スプリントを開始したが、ゴールにたどり着くまでにかなりの人数に抜かれてしまった。
結果は10位。
僕がゴリゴリのピュアスプリンターであったなら、この状況でも先頭を保ってゴールできたのかな…
僕が中途半端なせいで思うような結果が残せない。
懸命に動いてくれたチームメイトには申し訳無かったが、みんなが今できる最大限を尽くしてくれた。
いつも良い形は作れるのに、なかなか結果が残せないのが悔しいな。
ともあれ今年も無事に東京まで走り切れたことは良しとしよう。
毎年ここで見る東京タワーが好きなんだ。
東京タワーは昔から好きな場所で、幼い頃はよく連れてきてもらっていた。
今でこそもっと高いスカイツリーや背の高い建造物が沢山できたけれど、この東京タワーの蝋燭の灯火のような暖かい光り方が好きだ。
ブログも書き終えて、ほっと一息したいところなのだが、明後日には熊野に向けて出発しなければならない。
このスケジュールは本当になんとかして欲しい。
おまけにステージ初日をトップガンマーヴェリックの公開日に被せたことに対しても僕は憤りを隠せない。
そんな僕を慰めようと、今日は朝から映画「五等分の花嫁」を観てきた。
大きなスクリーンだったので、もう少し後ろの席にすれば良かったと座ってから少し後悔…
原作は既に最終巻まで読んでいたが、改めてアニメーションで命が吹き込まれた作品をスクリーンで見ると良いものだ…
このような作品を観ていると、今まではまるで考えなかった「結婚」に対しても、考えが変わってくる。
アニメに影響されるのかよ。
最近、身近な人たちの姿や話を聞いて、少し意識するようにはなっていたのだが。
この僕が誰かと結婚したりすることはあるのだろうか…
きっと疲れているのだろう。
色々と考えてしまった1日だった。
それではまた。