オノデライダー戦記

ヴィクトワール広島所属プロロードレーサー小野寺玲のブログ。いつまでも自分らしく輝きたい僕の日常や活動を発信していきます。

赤くないやん

 

 

今日は真岡・芳賀ロードレース。

 

気温一桁台+雪混じりの雨。

 

こりゃヘビーだ。

 

 

 

 


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©Itaru Mitsui

それでも我々は陽気にいきますとも。

 

元はといえば、リーダージャージの僕を中心に何かやりたいですねと中村選手が提案したのがきっかけのこのポーズ。

今回初めてその形になりました。

 

 

 

 

寒さに震える中、念入りにウォームアップをする。


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©Itaru Mitsui

過去には寒さで動けなくなったレースもあったので、今回はより慎重に寒さ対策をして臨みました。

 

 

 

 

 

そしてスタート前。


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©Itaru Mitsui

ブリッツェンより赤主張強いやんと時さんにツッコまれながら赤い列に紛れ込むことに成功。笑

 

この日のために伊藤メカがバーテープまで赤に換えてくれました。

 

 

 

 

 

 

スタートすると一瞬で指が凍りついた。

 

過去一レベルで指先の感覚が無くなり、目視で確認しないと自分がどこを握っているのか分からないくらいだった。

 

 

 

厚手のサンボルトのジャケットを着込んでスタートしたおかげで、身体は冷え切らずに済んだが、とにかく手がヤバい。


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©Itaru Mitsui

すみません…着込んだせいで全く赤くありませんでした。

OGKカブト様が用意して下さったヘルメットとバーテープのおかげで赤要素を失わずに済みました。

 

 

 

この天候なので、主力選手たちによる逃げ切りを警戒して、メンバーを見ながら僕も前方で展開。

 

なかなか決まらないが、過去一多い人数の集団では落車が頻発して荒れた展開に。

レオを含むチームメイトも数名巻き込まれてしまったのを確認した。

 

 

 

中盤に差し掛かるところでアイサン岡本選手とシマノ入部選手の2人が逃げる展開に。

 

そして雨も上り、日差しも出てきた。
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©Itaru Mitsui

僕もジャケットを脱いで第2形態に。

少しだけ赤くなりました。

 

 

逃げに行っていないチームが大半だったので焦りはしなかったが、ブリッツェンの外人選手など未知数の選手もいた為警戒し続けなければならなかった。

 

案の定、ブリッツェンが度々アタックを仕掛けてきたがどれも前を追う追走には至らず。

終盤になる頃にブリッツェンが集団を牽引し始める。

 

僕はといえば、チームメイトの大半が遅れてしまったのでほぼ単騎で走ることになった。

こうなった以上は保守的な走り方しかできない。


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©Itaru Mitsui

ブリッツェンやキナンの動きで逃げの2人は吸収。

いよいよ最後の勝負どころ。

 

ラスト一周で数名の飛び出しがあり、僕はそれに反応できる位置にいながら躊躇してしまった。

 

結果それがわずかに逃げ切り、上位争いには絡めず。

 

メイン集団の着争いに絡むのがやっとだった。


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©Itaru Mitsui

 

結果8位。

獲得ポイントによりリーダージャージを失うことになった。

 

最後のあの時、同じ集団内に後ろを任せられるチームメイトが残っていれば…とか色々考えたが、今回は単に自信を持って飛び出せなかった自分の失敗だ。

 

 

 

ロードレースは難しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、気持ちを切り替えて明日はクリテリウム

ライトライン開通により、旧コース復活ですね!

チームメイトと力を合わせて勝負に挑みたいところです。

 

 

今日は会場で沢山のお久しぶりですの方々にお会いできました。

今は違うのに地元感を感じる1日でした。

レースは悔しかったけどほっこりできました。

声をかけて下さった皆様、ありがとうございました!

 

 

 

明日はオレンジですが!

明日も応援よろしくお願いします!

 

 

 

それではまた。

ただいま。

 

 

真岡・芳賀ロードレース、宇都宮清原クリテリウムに参戦するため、3ヶ月ぶりに栃木県へ帰ってきました!

 

 

 

 

しかしまぁ、わずか3ヶ月ですからね。

 

長い陸路を経て、東北道に乗り見慣れた景色が見え始めた時は「お〜帰ってきたね〜」ってくらいな感じで、それこそ長期遠征帰りくらいな感覚でした。

 

 

それでも見慣れた宇都宮ナンバーやスーパーの看板、特徴的な建物など…

記憶に焼き付いている地元のものを見ると安心感を覚えますね。

 

 

ふと元々住んでいた自分の家に帰ることを考えてしまうくらいには、まだ宇都宮での生活が身体に染み付いているんですかね。

広島ではまだ出かけるにはナビが欠かせないが、宇都宮ならちゃんと道は覚えていますね。

 

 

 

 

 

今回は木曜日に広島→静岡の陸路を済ませ、一泊してから栃木入りする計画。

 

今朝は新富士駅からスタート。


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ちょっとぶりです、富士山。

 


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静岡泊するなら旅のお供にコレを選ばないわけがない。

 

 

明日の会場である井頭公園についたのはお昼すぎ。


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バッタリ?遭遇した地元ファンの方から美味しいイチゴ(とちあいか)の差し入れも頂き、さっそく栃木を感じました♪

 

 

コースの試走をして今日は終了。

 

 

夕飯を何にするか、選択権がもと地元である僕に委ねられたので、静岡泊した際に混雑していてあきらめた「さわやか」の代わりと言っちゃなんだが…

さわやかに匹敵する栃木県民が愛するファミレス、爆ハンこと「フライングガーデン」を選んだ。

 

 

もちろん目玉は爆弾ハンバーグなのだが、実は同じくらいかそれ以上に人気であるメニューが存在する。


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それがコレ、若鶏のうまいうまい焼きだ。

 

この秘伝の胡麻ダレが絶妙!

これにガーリックライスをセットしたならば完璧。

 

今回初めて食べた広島民にも満足して頂けたようです。

 

 

 

 

 

 

夕飯もミーティングも終えた今は、宇都宮をあまり感じないホテルで一人ブログを書いている。

 

久々に訪れたい場所は色々あるんだけどね。

 

まずは明日に備えることにします。

 

 

 

 

そうそう!

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明日の僕は赤いので!!

ちゃんと宇都宮カラーになって帰ってきましたのでー!!

 

いやしかしOGKカブト様がヘルメットを用意して下さったのはサプライズでした!!

ありがとうございます!

 

 

 

 

明日は"赤い"オノデライダーの応援、よろしくお願いいたします!

(寒くて上着を着ちゃってあまり目立たないかもしれませんが…)

 

 

 

 

それではまた。

 

 

まだまだ。

 

 

今日は富士クリテリウム決勝レース。

 

レースが14時台のスタートということもあり、午前中はゆっくりだ。

ただ、僕は空腹で目が覚める朝方人間なので、朝食会場に一番乗りすることに変わりは無い。

 

今日のレースは今後のためにも、課題を設けて挑むことにした。

独立開催のレースであり、強豪チームも一同に会す場なので、チームとして課題に挑戦するには良い機会なのだ。

 

決勝に乗ったチームメイトとは今日やるべき内容を共有し、結果よりも過程を大切にするレースだと説明した。

 

 

 

昨年とは打って変わっての晴天に恵まれた今日。

風は強かったが凍える雨よりはマシだ。

 

 

ホテルをチェックアウトしてから、スタート時間が近くなるまで、近くのレストランで茶でもシバきながら時間を潰すつもりだったのだが、予想以上の混雑で断念。

 

早めにチームピットにはいり、コンビニカフェを楽しむことにした。


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お供にはご当地パンの「のっぽパン」を。

ラブライブ!サンシャイン!を見て知って以来、このパンの隠れファンだったりする。

 

 

しばらくすると、応援に駆けつけてくれた皆さんがピットまでやってきてくれました。

 

時間に余裕もあったので、しばしの交流を楽しみました♪

 

 

 

 

 

今日は足の具合を確認するためにも早めに身体を動かし始める。


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©Itaru Mitsui

試走も済ませて路面との感触を確かめる。

だいたいいつもUDと一緒だ。

 

 

遠征前から疲労感を抱えての今回だったが、ちゃんと身体は動いてくれそうでした。

 

 

 

 

迎えたスタート。

風がなければ温かく感じられる気温の中スタートする。

 

 


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©Itaru Mitsui

スタートしたらアタック合戦。

 

今日の我々は4人なのでそう多くのアクションは起こせない。

 

ある程度やることを絞って挑んでいた。

 

このレースは集団スプリントの展開も、小集団の逃げ切りの展開も可能性のある読みにくいレースなので、ある意味賭けではあったがプランを絞って課題に挑戦する。


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©Itaru Mitsui

 

 

序盤のうちに10人弱の逃げが決まり、さらにその後ろからのジャンプでかなりの逃げ集団ができた。

 


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©Itaru Mitsui

チームからはレオがそこへ加わり、形としては後手を踏まずに済んだのだが、この逃げに対してBSは全く反応を見せず、序盤は息を潜めていたのが怪しげだった。

 

BSが何もせずに終わらせるわけがないのは目に見えていたので、ここから後半にかけてBSの動きを警戒することになる。

そうとなればレオには行ってほしくは無かったがこればかりは仕方ない。

 

 

残った3人でできるだけ有利な位置でレースを展開すべく、指示を出しながら集団内で位置取りをする。


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©Itaru Mitsui

中村が得意とする動きでもあったので、ここからは彼に動きを任せる。

 

風が強いこともあり、位置取りは常に熾烈な争いではあったが、良い位置で走れていたと思う。

 

レースも折返し、いよいよ本格的に逃げを捉える動きが始まる。

 

BSの超特急が出発した。

 

これにより集団内の位置取りはよりシビアになる。

数も少ないため苦しい状況ではあったが、前が見える位置は保っていた。

 


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©Itaru Mitsui

残り5周を切るところで、いよいよ中村もキツくなってしまった。

 

ここからは単騎を覚悟して上手いこと掻い潜るしかない。

 

集団も1つになり、各チームの位置取り争いが激化する。

 

BSが体勢を崩さないまま先陣を切り、その後ろで争いが続く形相。

 

 



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©Itaru Mitsui

最後は混戦の中必死だったので詳しい動きは把握できなかったのだが、わずかに先行した選手が逃げ切って優勝。

 

僕はその後ろの集団スプリントに参加することはできたが、選んだラインの道が荒れていたうえに、風向きも不利な位置だった為、思うようにスピードを乗せきれなかった。

 


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©Itaru Mitsui

 

結果5位。

 

この位置はすごくパッとしないから嫌だ。

 

 

結果は伴わなかったが、チームメイトの最後まで課題に挑む姿勢は頼もしかったし、まだまだ足りないことはあるけれど期待は持てるレースになった。

 

 

 

 

レース後は近くの銭湯で汗を流し、今は長い長い帰路の途中だ。

 

今日は沢山差し入れを頂いたので、帰り道のお供があるのはありがたいです。

 


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今日頂いた物のひとつ、宇都宮銘菓のチャット。

懐かしい…と思ったら始めましてでした。笑

美味しく頂きます♪

 

 

 

 

 

 

さて、広島へは日が変わった深夜到着予定ではありますが、最後まで安全運転で帰ります。

 

 

 

 

 

 

 

それではまた。

まずは

 

今日からの富士クリテリウム参戦のため、昨日から富士市に来ております。

 

 

久々に富士山が見える場所へやってきました。

 

これまではずっと、なんだかんだで富士山が見える場所で暮らしていたので、広島でふと見渡した時に富士山が見えないのは少し寂しかったりもします。

 

 

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©️Itaru Mitsui

晴れてはいるが風が冷たい1日でした。

スタート前、隣に並んだUDはずっと震えてました。笑

 

 


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©️Itaru Mitsui

今回から予選が富士川滑空場に変わり、滑走路を往復する一周1.4kmのコースになりました。

 

30周で行われる予選は全部で3組。

各組上位25名が明日の決勝を走ることができる。

 


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©️Itaru Mitsui

ゴール側のストレートが向かい風で、バックストレートが追い風。

序盤から、なんとなくだが逃げ切りの展開がありそうな予感がした。

 


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©️Itaru Mitsui

予選はほぼ個人プレイ。各々が頑張って上がりましょう!というスタンス。

 

なんとなく逃げそうだったので、敏感に動きを見て走る。

 

 

 

勘が当たったのか、レース残り距離が折り返しになる頃、10数名の逃げが形成された。

 

これに逃さず乗れた僕は逃げ集団のメンバーと協調体制を築き、逃げ切りへトライする。


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©️Itaru Mitsui

予選となれば、勝負は関係ないので協調するのは簡単だ。

みな逃げ出した以上、逃げ切って手堅く決勝戦のチケットを手に入れたい。

 

絶え間無くローテーションは続き、後続との差はみるみる開いた。

 

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©️Itaru Mitsui

今日のレースには僕の応援バナーを持って応援してくれる方もいました。

ちゃんとオレンジ仕様でした♪

 

 

 

ペースは安定したまま逃げは続き、いよいよメイン集団をラップしそうになったところで確定演出が出ました。

モト審判より赤信号が出され、この逃げ集団の決勝進出が言い渡されると同時に、メイン集団をラップしないようペースを落とすようにと指示が入った。


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©️Itaru Mitsui

ここからはサイクリングモード。

逃げの前半はアドバンテージを作るためにキツイ時間が続いたが、ラスト5周を気楽に走れたのは良かった。

 

 

これで僕は危なげなく決勝進出を決めました。

チームメイトは久保田、中村、レオが決勝進出を決め、明日は4人で決勝に挑みます。

 

 

 

明日の決勝、安全第一で楽しみたいですね。

応援よろしくお願いいたします!

 

 

 

それではまた。

久々のジャージ

 

開幕2連戦の2日目。

今日は志布志クリテリウムでした。

 


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一周2.9kmのL字周回コース。

昨年とは周回方向が変わり、今回は180度ターンの直後にゴールするレイアウトになった。

 

 

 

小雨が降り続ける中レースはスタート。


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©Itaru Mitsui

 

火山灰だと言う話も聞いたが、路面はジャリジャリ。

試走で少し走っただけでどろんこになるくらい。

 

路面も所々波打っていたりする箇所もあり、水たまりも複数箇所ある。

ホームストレートとバックストレートにはそれぞれ、二車線から一車線に変化する箇所があり、これが集団内での位置取り争いの難易度を増している。

 


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©Itaru Mitsui

スタートからずっと逃げは決まらず。

常に前へ出る動きは絶えないが、おそらく今日はスプリントを想定していたチームが多かったのだろう。

 

 

今のチームにとって、おそらく今後1番の課題になってくるのはクリテリウムにおけるポジショニングだと思う。

今回のレースはそれを1番の目標として挑んだが、やはり思うように固まることはできなかった。

 


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©Itaru Mitsui

今日に限って言えば、組織的に固まれるチームはごくわずかで、主導権を握るチームもいなかったことから、目まぐるしく集団は動き続けていた。

そのため固まるのは難易度が高かったことには違いない。

 

しかし、強いチームは集団前方に複数枚をコンスタントに走らせているので、組織力を高めるためにも今後も課題にしたいところだ。

 

 

その中でも中村やレオは比較的前方で走ってくれていたので、心細くは無かった。


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©Itaru Mitsui

人数も多く、ストップ&ゴーを繰り返すレイアウトだと、どうしても単騎の動きになってしまうことが多い。

なんとかレースが見える位置を走り続けた。

 

 

 

常にヘアピンコーナーでは無謀な突っ込みを繰り返す危険な走りをする選手もいたりして、危ないシーンも多々あった。

 

徐々に集団の密度が増してきた終盤。

残り5周回を切るところで落車に巻き込まれてしまう。

派手に転倒はしなかったものの、バイクが他のバイクと知恵の輪の様に絡まってしまい、ハンドルやブラケットが曲がってしまった。

 

幸いにもニュートラルサービスが適応されたので、バイクを応急処置で走れるように戻し、集団が一周してくるのを待って復帰。

一緒にストップした中村に引き上げをお願いし、再び前線復帰。残り4周。

 

 

既に集団前方は主力チームが固まりつつあり、トレインバトルの形相だった。

 

キナン、アイサン、スパークルシマノ辺りが人数を揃えている様に見えた。

 

僕はその中を掻い潜りながらスプリントに備える。


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©Itaru Mitsui

単騎である以上、多くのアクションは起こせない。

ラスト一周になってBSの選手が飛び出したのを機に、シマノも追走する形で飛び出し、そのままシマノの選手が単独逃げの体勢に入る。

 

集団も主力チームのアシストが牽引するが、最終ターンまでに詰め切れず、シマノ寺田選手が逃げ切り。

 

僕はその後ろ、集団前方で最終ターンに入れたが、インから無謀な突っ込みをした選手に体当たりされ、ラインを崩してしまった。

 

立ち上がりで懸命に踏んでみるも、届かず5位。


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©Itaru Mitsui

最後の最後にあんなことをされ、後味の悪い結果だった。

 

 

 

 

 

 

 

ゴール後、全身ジャリジャリに汚れた身体を軽く流し、着替えを終えたところで大会スタッフが呼び出しに来た。

 

 

今日の獲得点から総合リーダーになったようだ!

慌てて着替えて表彰式へ急ぐ。

 

 

 

僕が走っていた頃とは名前が変わり、今は「プロリーダージャージ」という総合リーダージャージ。


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©Itaru Mitsui

名前は変われど色は変わらず。

馴染みのある色を身に纏うことになりました。

 

 

 

 

 

2日間の開幕戦はチームとしては上出来なスタートだったと言えるでしょう。


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©Itaru Mitsui

良い手応えの得られる2連戦になったと思います。

 

これから先も、より組織力に磨きをかけて挑んでいきたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて。現在長い帰路の途中。

 

広島からなら鹿児島は近いだろ〜

と思っていたが大間違い。

 

九州でっかいです。

 

気をつけて帰りましょう。

 

 

 

 

 

 

それではまた。

不安と緊張の開幕戦

 

 

シーズン開幕戦参戦のため、はじめましての鹿児島県に来ています。

 

 

 

今シーズン開幕戦は鹿屋・肝付ロードレース。


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1周6.5kmのコースを20周回する130kmのレース。

 

今年で開催2回目のホヤホヤのコースで、昨年と違って周回を逆回りするようなので、このレイアウトはみんなが初めてとなる。

 


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久々のJ PROTOURのステージ。

懐かしさも感じつつ、新しい取り組みなども目に留まりました。


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国内リーグで110人を超える出走人数というのは久々なのでスタート地点で人の多さに驚きましたね。

 

 

 

スタートすると、コース特性上平均的にハイスピードでレースは進む。

 

幾度もアタックが繰り返されるが、決め所が少ないからか、なかなか決定打が出ないまま周回を重ねていく。

 

まだ自分自身の調子も分からなかったし、チームメイト達の状態も分からない状態の中、鮮明なプランを立てるのが難しいレースでした。

 

今までの常識を当てはめるのも違うし、かと言って司令塔になったこともない僕が明確な指示を出せるわけでも無い。


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©Itaru Mitsui

 

現場でコミュニケーションを取りながら、臨機応変に挑むことになった。

 

 

とはいえ、序盤の混戦の中では落ち着いてコミュニケーションも取れないので、各々の判断に委ねるシーンもあった。

 

僕は僕で、長年の自分の走りが染み付いていて、チームメイトに委ねていい動きを自分でしてしまったりと、余分に脚を消耗してしまったことは反省点だ。

 

 

 

レースが折返しを迎える頃に、逃げ集団ができる。

これにはチームから柴田さんが乗るが、主力チームの主要メンバーが複数乗っている集団では不利な展開だ。

 

ひとまず、落ち着いているうちに集団内でチームメイトと固まることに専念。

 


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©Itaru Mitsui

 

中村に位置取りを委ね、できる限りの好位置をキープする。

 

集団は逃げに乗っていないチームが牽引し、タイムギャップは1分前後で推移した。

 

 

 

小雨が降り出した終盤に差し掛かる頃、逃げから柴田さんがドロップし、いよいよ我々も追いかける側となる。

最初は宮崎に加わってもらい、その後に久保田にも入ってもらう。

 

展開も味方し、ラスト2周になって集団は1つになった。

幸いにも、僕の周りにはまだチームメイトが複数残っていて、ラスト1周に入る前後もレオや中村が良く動いてくれた。

 

 

最終周の上りでBSのアタックに反応し、あわよくば逃げ切りの展開も見えるかとも思ったが、後ろを振り返ると差は少なく。

ラスト1km看板では集団状態。

 

ゴールの上りに差し掛かる残り200mくらいの位置で、混戦の中で唯一トレインを組めたアイサンが飛び抜ける。

 

皆がスプリント体勢へ向かう中で僕も必死にもがく。

脚も直前のアタックの反応でもうスッカラカンだったが、突き抜けてゴールした岡本選手の後方、2番手でゴールした。


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©Itaru Mitsui

 

 

 

 

移籍後の初戦ということもあり、何もかもが新しく難しいレースでしたが、チームメイト達の協力のおかげで表彰台を獲得することができました。


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©Itaru Mitsui

 

オレンジ色になったオノデライダーの存在感は示せたかなと思います。

 

 

 

明日は志布志クリテリウム

これも初参戦。

 

この人数でのクリテリウムとなると相当激しい戦いが予想できますが、今のチームでできる限りを尽くして挑みたいと思います。

 

 

 

今日は応援ありがとうございました!

明日もよろしくお願いします!

 

 

それではまた。

2024シーズン使用機材

 

 

いよいよ今シーズン初戦まで1週間を切りました。

 

早いなぁ。

引越に加えて、引越に伴う様々な手続き事が多くて慌ただしくオフシーズンが過ぎ去りました…

 

ようやくツールド手続きが終了したと思ったらもう初戦…

 

引越を伴う移籍は何かと大変だと身を持って経験しました。

 

 

 

 

 

 

さて、以前のブログで今年から乗っているバイクについてのブログを書くと予告していましたが、天候不良や行事が続き、綺麗な状態のバイクを写真に撮る事ができなかったり、アプリの不具合で画像が挿入されなかったりと、色々ありまして更新が遅れてしまいました…ゴメンナサイ

 

 

 

 

 

というわけで今回はお待ちかね、今シーズン僕が使用するバイクの紹介です!

 


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フレームはスイスブランドのBMC

 

オールラウンドなロードフレームのフラッグシップモデルであるSLR_01です。

 

初めて乗ったBMC。めちゃくちゃ硬い!

もうレース志向に極振りしたスペックって感じ。軽くて硬い。

ダンシングの時のキレのいい反応はとても好み。

ただ、めっちゃレーシーなのでちゃんとセッティング出さないとすぐ疲れます…汗

 

 

 

カラーはメタリックオレンジ。

 

これまで乗ってきたバイクはどれも黒ベースのものが多かった僕にとって、鮮やかなオレンジカラーのバイクはインパクト大。

 

 

ジャージの色と相まってオレンジ主張が激しいです。

 

 

ホイールはELITE WHEELS

レーニングで使用するのはDRIVE40Dというモデルです。

 

カーボンスポークとセラミックベアリングで武装した軽量ホイール。

 

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これも初めてカーボンスポークのホイールを使いますが、これまた軽くて硬いの!

転がりの軽さと反応の良さには驚きました。

レースでは40、50、65mmのリムハイトからコース等に応じて選択します。

 

タイヤはパナレーサー

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写真はプロトタイプの為ロゴのプリントはありません。

(ココだけの話、今絶賛テスト中のチューブレスタイヤなのですが、過去1で好感触のかなりいいタイヤです…)

 

今季はトレーニングとレースともにチューブレスタイヤを使用する予定です。

 

 

 

 

 

続いてコックピット周り。

 

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ハンドルは一体型。

フレーム専用設計の純正ハンドルを選択。

 

シンプルかつ軽量で意外と柔らかく、これがガチガチに硬いフレームと絶妙なバランスをとっているのかもしれない…

 

バーテープはヘルメット、サングラスと同様にOGK KABUTO製の物を使用します。

 

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僕はこの細かい溝がついたモデルを愛用しています。

濡れても滑りにくいのが特徴だが、通常時でもその握り心地が良いんです。

 

 

そして欠かせないのがスプリンタースイッチ。

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これ、スプリンター専用のアイテムだと思ったら大間違い。

どんなライダーにも使ってもらいたい超便利アイテムだったりします。

 

これはリアディレイラーのアップダウンしか操作できませんが、下ハンを持っている際、レバーに指を伸ばすことなくシフト操作ができるので、様々なシーンであると便利だったりします。

 

例えば峠等の下りやストップ&ゴーの多いクリテリウム等では、下ハンを持ちながらブレーキとシフトを同時に操作する機会が多いと思いますが、これがあれば親指で変速操作、人差し指でブレーキ操作といったように役割分担できるので、それぞれの操作をスムーズに集中してこなせるメリットがあります。

 

対応するコンポを使っているなら使わないのは損です!

 

 

 

 

 

使用するサイクルコンピューターブライトン

 

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モデルはRiderS500

 

機能は多岐にわたり、中でもナビに関してはとても優秀で、慣れない広島を走るうえで欠かせない機能です。

 

 

 

メインコンポはシマノを使用。

プーリーとボトムブラケットにはトライピーク製のセラミックベアリングを装備。

 

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リアディレイラーのプーリーはビッグプーリーとなり、駆動系のフリクションロスを軽減します。

 

 

 

フレームに貼る個人ネームのステッカーはシーズデザインワークス製。

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チームカラーのグラフィックベースに文字だけがメッキ仕様になっているクールなデザイン。

 

これはオノデライダーステッカーも作ってもらいたい…!

 

 

 

サドルはフリーということで、以前スペインでカルロス・サストレ氏にフィッティングしてもらった際にゴリ推しされた、スペシャライズドのパワーを選びました。

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これまで愛用していたプロロゴのディメンションと同様に幅広のショートノーズサドルです。

 

ディメンションより固く、表面形状も異なるため、まだベストセッティングは模索中…

 

 

 

 

と、バイクはこのような仕様になります。

今まで使ったことのないアイテムだらけなので、感覚が新鮮で乗るのが楽しいです。

 

 

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とても戦闘力の高い1台に仕上がっているので、これで戦うのが楽しみです。

 

 

 

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ちなみにこいつはお買い物号!

フリマサイトで偶然見つけたオレンジ色のちっこいやつ!

 

 

 

 

 

 

レース会場では一際目立つBMCに注目!!

 

 

それではまた。