ツール・ド・とちぎ
今日は矢板市で周回コースの第2ステージ。
昨日との気温差が10度以上あり、厳しい寒さの中でのレースでした。
雪化粧をした高原山をバックにすると、寒さが伝わるでしょうか…
今日の周回コースは一周14.8km。
これを8周回。
そしてコース全体の半分近くが農道でできた狭いコースだ。
風が強く吹けば、それはまあ厳しいレースになるだろうと、身構えてはいた。
今朝はそれほど強い風は無く、風向きもそれほどいやらしいものではなかった。
風が強く無くとも、狭い道での位置取り争いなど、激しくなるのは皆分かっていた。
レース前半は思ったより緩やかにスタートした。
決め所の少ない今日のコースで、なかなか逃げが決まらないハイスピードの展開を予想していたが、思ったよりは余裕のあるスピードでの展開になった。
僕自身、タイミング次第では逃げを考えてもいたが、上手く決まらず。
最初のスプリントポイントではチームで隊列を組んで取りに行くが、リードアウトが上手くいかず、トップ通過はできなかった。
その後中盤でようやく決まった逃げに篤志が乗り、しっかりとタイムを稼ぎ、レースは終盤へ。
メイン集団を右京が引き、逃げを捕らえる。
僕らは集団内で固まり、常に前方部のポジションをキープしていた。
逃げが捕まってからはアベタカさんや光さんと協力しながら集団前方で展開。
皆で最後のゴールスプリントに備える。
やはり最終周の農道は位置取り争いが激化した。
他チームと張り合いながら、前から落ちないように引き続けた。
チームメイトはすぐ近くにいたが、混雑していて上手く並べてはいないようだった。
そして最終ターン目前、譲さんから前へ出るように指示が飛ぶ。
僕はポジションを上げ、シマノの選手に続いて2番手で最終ターンへ。
しかし後ろにはだれも続いていない。
ゴールまでは600m…
もうかなり脚も削れていて、僕はどうしたら良いか分からなかった。
そのまま後続からハイスピードで抜かれていく。
もう今更牽引するなどできないし、あとは残ったチームメイトに託すしかなくなった。
結果は龍さんの7位。
あと一歩連携がかみ合わなかった…
明日はもう最終日。
まだ僕らにはまだ可能性があるので、チャンスを落とさないように走りたい。
明日もがんばるぞい。
それではまた。