西日本ロードクラシックが終わり、飛行機の中でブログを入力….
脚はあちこち痛いし、身体はほてって暑いし…
眠たいけれど眠れない…
仕方ない、搭乗前に買っておいた生もみじ饅頭でも食べよう。
さて。
今日のレースだが、僕自身ではとても苦手意識の強いコースの一つである、広島中央森林公園の周回コースでの147kmのレースでした。
1周が12km以上あるのが救いだ…
距離が長めとなっていたので、後半勝負に備えて前半と後半での仕事を分担。
僕は後半組だった。
正直、走るまで自分のコンディションに自信が持てなかった。
チーム練と増田塾のあとから、なんとなく疲労感が抜けずにいたのも要因だ。
監督は僕は走れるだろうという判断のようだった。
うーむ…
明日には明日の風が吹く〜とかなんとか言うが、昨日のミーティングの段階では自信が無くて不安だったのだ。
で、今日いざ走ってみたらこの通り。
風は少し強いが気温も心地よい暑さで最高のレース日和。
久々の暖かい中でのレースだったので、序盤から身体がしっかり動く感じは嬉しかった。
前半はアベタカさんやヒカルさんに、他チームのアタックのチェックなどを担当してもらい、有利な展開のキッカケを作ってもらうプラン。
序盤に割とすんなり決まったアベタカさんの乗った逃げが出来、集団は一度落ちつく。
地元チームのヴィクトワール広島が集団をコントロールしてくれたので、我々としては落ち着いて次の展開に備えられた。
しかしアベタカさんが機材トラブルで逃げからドロップすると、僕らにとっては不利な展開となってしまう。
レースもまだ半分終わってない頃だった。
逃げとの差は1分と少し。
近くにいた譲さんから指示が入る。
「付いて来い」
ハ、ハイ!付いていけば良いのですね!
コース中最も選手を苦しめる、通称三段坂の下から譲さんと二人でアタック。
二段上る頃には逃げ集団をキャッチすることができた。
キツかった…
でもこの動きで逃げは吸収。
そしてそこからできた新たな逃げに篤志と龍さんの2人を乗せることができて、展開としては良い状況に。
メインは一度止まり、譲さんとはこれで決まったら差が開きすぎない程度にコントロールしようかと話していた所。
BSが総出で集団のペースを上げる。
徐々に逃げとの差が詰まっていく。
もう前に逃げが見えてくる頃の三段坂でアタックが。
僕はアタックした選手の1人に必死に食らいつき、なんとか逃げに合流できた。
これで逃げは完全に決定打となり、メインとの差は広がっていった。
逃げに3人と有利な展開を作り上げられたはいいものの、僕にはあまり余裕がない。
勝負できる2人を温存しようと、ローテでは長めに前を引いたりして頑張ってはいた。
しかし残り3周回のスプリントポイントで飛び出した龍さんとの合流でミスをしてしまった。
マトリックスの2人と飛び出した龍さんは、その後の上りで2人のアタックに苦しめられていたそう。
それを知らず、2対1の展開はマズイと思って早く追いつこうと前を引いた僕だが、龍さんとの合流のタイミングでペースが早すぎてしまい、脚にきていた龍さんが集団に合流できずに遅れてしまった。
僕は僕で必死に踏んだから脚はいっぱいになっていたし、結果として良いことなしのことをしてしまった。
その後の上りで遅れた僕は、後ろから来た龍さんと合流して前を目指した。
脚がいっぱいな僕はそこまで引けるわけでも無く。
前からドロップした選手をキャッチしながら周回を重ね、追いつかぬままフィニッシュへ。
せっかくの力を無駄に使ってしまった感がすごくあった。
タラレバになってしまうが、もっと良い走り方はあったはずだ…
余裕の無さ故に判断の甘さが出てしまった。
そんな中でも、篤志が前で健闘してくれて2位に入ってくれた。
表彰台に上がるか上がらないかではだいぶ違う。
僕もまだまだだ。
苦手とか言ってないで戦術や走り方も意識して走るべきだった。
とても辛い一日だったが、苦い結果の中に課題を見出せたことは収穫か。
しかし次の群馬はちょっと何考えているかわからないレースだ。
あんなところを25周だって?
周回板を見て心を折られないトレーニングをしておこう。
今は新幹線。
広島でのレースで当日のうちに家に帰れるのはありがたい。
身体がほてって暑いけれど…
それではまた。