僕が一年で一番楽しみにしていた季節が過ぎ去ってしまった。
たった…たった数時間しか経って無いのに、町はすっかり正月モード。
正月というやつは無慈悲にクリスマスを追いやってしまった。
キラキラ賑やかだったクリスマスの装飾は一晩で片付けられ、代わりに並ぶのはなんだかチクチクしたやつとか、餅とか。
僕はこの時期が一番嫌いだ。
クリスマスの日を迎えるまではワクワクルンルンで過ごせるのに、それが終わった途端にテンションがガタ落ちする。
僕はまだクリスマス気分でいたいので、部屋ではクリスマスソングを必死に流している。
スーパーで売れ残って除け者にされていたシュトーレンを食べている。
僕は今、必死に季節の移り変わりに抗っている。
無意味だと分かっていてもね。
クリスマスを無限ループしたい。
強く願えば世界の理など無視して永遠にクリスマスの季節が繰り返す…
そんな設定は無いのだろうか。
いつか見たアニメでは永遠に夏休みを繰り返していたぞ。
現実逃避の為にカヌレつくろ。
ヴィラデマリアージュのパティシエに教えてもらったバターを使ってみよ。
普通のバターの約2倍のお値段!
○い彗星かよ。いやそれなら3倍か。
明日は増田塾走り納めライドの予定。
今晩の雨が明日の朝には乾きますように。
それではまた。