オノデライダー戦記

ヴィクトワール広島所属プロロードレーサー小野寺玲のブログ。いつまでも自分らしく輝きたい僕の日常や活動を発信していきます。

あらためて、オノデライダーは暑さに弱いと自覚する

 

 

昨日の久々の長距離陸路移動から始まった広島遠征。

 

やはりハイエースバンのセカンドシートは過酷すぎた…。

 

 

 

 

 

Day1の今日は広島中央森林公園コースを5周回する60kmのショートステージ。

 

会場に着くなり、その暑さに言葉を失う。

 

実際、その時行われていた他カテゴリのレースを見ても、暑さのためか、見事にバラバラの展開になっていた。

 

テント内の温度計は目を背けたくなる温度を示し、ウォーミングアップもすぐに気持ち悪くなってまともにできやしない。

 

 

それでも、レースは始まる。

 

 

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僕はまだ先頭スタート特権を持っている。

しかしスタート後、ローリングスタートの指揮がまるでとれておらず、先頭にいるべき審判車に集団最後尾まで押し戻される案件が発生…

 

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ショートレースともあり、やはり展開は速い。

 

しかしヘビーな暑さのせいか、いつものようなハイペースは長くは続かず、殆どの場合が俗に言う三段坂の区間で動きが出ているようだった。

 

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序盤からチームメイトと共に先頭付近で常に動きを見ながら展開できていたが、上りでのアタックのチェックでペースを上げた際、身体の様子がおかしい事に気づく。

 

 

一度上がった呼吸がなかなか治らず、おまけに呼吸も浅くなり、一気に苦しくなった。

 

今すぐ心拍計やらジャージやらを脱ぎ捨てたくなったが、そうするわけにもいかないし、そうしたところで治るものでもなかった。

 

辛うじてメインには付いていけているが、余裕などこれっぽっちも無く。

 

幸いにもチームメイトが前の展開に乗ってくれたので後半は落ち着いた集団内でゴールまで辿り着くことができた。

 

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史上最高に苦しい60kmだった。

 

 

年々、たとえ大嫌いなこのコースでも、展開できるだけの力はつけてきているという自信はあったが、今日のレースでその自信を見失った。

 

こんなに苦しいのはおかしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでもまだリーダージャージは僕が着れるようで、気持ち悪くてぶっ倒れていた身体を奮い立たせて表彰台に乗った。

 

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どうしてもこれがしておきたくてね。

 

 

 

 

なぜこのポーズかって?

 

僕が初めて「オノデライダーポーズ」を披露したのがここ広島だったからだ。

 

あの時はピュアホワイトジャージ。

 

今年はプロリーダージャージで。

 

いつまで着れるか分からないから、今日は何としてもこのポーズが良かった。

 

 

バッチリ小森さんに撮ってもらえたので、もう思い残すことは無い…←

 

 

 

 

 

 

 

明日は距離が倍になるらしい。

コロスキカ。

 

 

ともあれレースはレース。

 

勝ちを狙うのが我々のやるべきこと。

 

 

死なない程度に頑張ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

それではまた。