今日はJCL第5戦コーユーレンティアオートポリスロードレースが開催されました。
国際サーキットである、オートポリスが舞台。
これまで、ミニサーキットから国際サーキットまで、数々の自動車サーキットを走ってきたが、走る度に思うのはここは自転車で走るところじゃあないということ。
サーキットってのは、ハイパワーマシンが轟音を轟かせながら、ハイスピードで走る場所であって、カッコいい音も無ければ大したスピードも出ない自転車が走る場所じゃあない。
今日のレースは雨のレースになりました。
台風の影響で、スタート前こそ降っていなかったが、スタートして2周もすると土砂降りに。
雨の国際サーキットはよく滑る。
レコードラインは路面の目が潰れて排水が悪くなるし、自動車のオイルや塵が雨で浮くためだ。
このような状況下だと、レース展開にも影響がある。
有力選手や勝負したい選手は、コーナーでの失速やトラブルを回避するために常に前方で展開したがる。
その為、僕の経験上では、このような天候で日本特有のサーキットコースでのレースにもなると、有力チームを複数乗せた多めの人数の逃げが先行してそのまま逃げきる展開が多い気がする。
今日もそのような展開が予測できたので、序盤から有力チームの動きに警戒しつつ前方で展開しました。
普通にしているだけでも息苦しさを感じるほどに自身のコンディションは良く無かったが、序盤から動けてはいた。
しかし、走るうちに最後の勝負に絡めないことを察したので、1回目のスプリントポイントは取りに行った。
何もない無いより少しでもお小遣いを稼ぎたかった。
このスプリントポイントで軽くもがいた際、たった少しのもがきだったのに猛烈に苦しい。
ここから体調に自信が持てなくなってしまった。
コースの特性もあり、なかなかまとまった人数の逃げが決まらないまま中盤へ。
逃げこそ決まらないが、いつの間にか集団は人数を減らし、多めの逃げ集団くらいの人数にはなっていた。
今のJCLの人数とレベルだとこうなることが多い気がする。
それから僕は上りでの各チームのアタックなどには反応したりと、まだ動けてはいたものの、終盤に差し掛かる頃には本格的に苦しくなり、8周か7周を残して集団からドロップ。
同じくらいのタイミングで遅れたアベタカさんと中村と3人でゴールまで粘ることに。
ゴールまでたどり着いたが、結果につながる走りはできなかった。
勝負できるメンバーを序盤から消耗させてしまったチーム力不足を感じるレースになりました。
体調が悪く、自信が持てない状態の中で最善は尽くしたつもりだが、追い込めないのはとてもストレスだった。
とても苦しい雨のレースでした。
帰りのフライトでは久々に窓側席を選んでみた。
夜の空港の景色は大好物であります。
宇都宮まで後少し。
それではまた。