今日はおおいたいこいの道クリテリウムでした。
この大会には2年ぶりの出場です。
前回は確か真夏の開催だったような。
コースはお馴染みの大分駅前の一周1kmの周回コース。
距離こそ短いものの、道は綺麗で幅も広いので、ハイスピードで流れる印象です。
試走で気がついたのですが、いつもよりゴールが100mほど奥に設定されていて、最終の緩く右に曲がりながらのストレートが長くなっていました。
晴天の中レースはスタート。1kmを40周回する40kmのレース。
気温は30度近かったが、湿度が低いから夏よりは圧倒的にマシである。
逃げを打つチームより、コントロールしてまとめたいチームの方が多く、序盤から主導権争いが繰り広げられる展開となりました。
いち早く主導権を掴みに行ったのはマトリックス。
その層の厚さで他のチームを寄せ付けませんでした。
我々もコントロールしたい側のチームでしたが、序盤は前方にまとまって位置取るのに苦戦していました。
中盤に差し掛かる頃に集団内で落車が発生。
僕のすぐ隣だったのでヒヤヒヤでした…
これにより集団が大きく分断。
20名弱?の選手が先行する形になりました。
我々ブリッツェンは5人を前に残すことができ、マトリックスの次に枚数を揃えて最終局面に備えることができました。
堀さんがコントロールに加わり、残る3人は僕の側で固まって走り、僕が走りやすいように徹底してくれました。
最後の勝負はどのようにしようか…など相談しながら走り、主に増田さんが司令塔となり、良い形で勝負できるように走ってくれました。
終盤までマトリックスのコントロールは続き、いよいよラスト2周になると他チームが一斉に動き出す。
2人いたキナンと右京が積極的に動いてきた。
これによりコントロールは崩壊。
番手はシャッフルされる。
僕はチームメイトとはぐれたりもしたが、冷静に走ることができ、ラスト一周に入るところで西村さんと上がってからは先頭から3番手の位置で最終コーナーへ。
最終コーナーを立ち上がると先行する二人の右側、インコースに空間ができていた。
緩く右に曲がりながらゴールに向かうコースの特性上、インコースを取られてしまうとアウト側からまくるのは至難の業。
行くしかないよな…
一瞬の判断でインコースめがけてスプリント開始。
特に後ろの様子とか確認しなかったが、自分のロングスプリントを信じて、ただゴールを目指してもがいた。
約300メートル。
左側に迫り来る影が見えて来る。
でもゴールも見えてきた。
よし、勝ったぞ…。
あ…
勝ちを狙っていたことは確かだが、最後の展開がめまぐるしく、思考に余裕が無かったせいでポーズのイメージトレーニングができていなかったことにゴールの数メートル手前で気づいた。
瞬時に脳内フル回転させてストックしていたポーズを探す…
で、これですよ。
候補にあったのは↓このヒシアマ姐さんのポーズであって。
左手上がりすぎやん…
とか
右手はもっと立てて…
とか
後から写真を見て反省しています。
自己採点の結果、過去最低の点数を叩き出しました…
ハイスピードのバトルの中で、それだけ必死だったんです…と言い訳させて下さい。
ともあれ優勝は優勝!
素直に嬉しいです!
僕を信じて最後までアシストしてくれたチームメイトには感謝です。
そしてこうして駅前という良いロケーションの中でレースを開催していただき、制約こそありましたが有観客開催となり、観客の皆様の前を走れたことを嬉しく思います!
この大分の地でもブリッツェンロゴの入ったシャツを着て応援に駆けつけてくれた方もいらっしゃいました。
やはり沢山の方に見てもらえてこそのスポーツだなぁと改めて実感しました。
現地、そして映像で見て下さった方々には熱いバトルがご覧頂けたのではないでしょうか!
改めて、ありがとうございました!
さて、副賞でJAL国内線の往復券を頂いたのですが、今から何処へ飛ぼうか悩んでいます…
オフの楽しみが増えました♪
明日はおおいたアーバンクラシックです。
良い流れに乗って明日も狙っていきます!
それではまた。