久々の鈴鹿サーキット。
実に3年ぶり?となるこの大会ですが、僕が何より楽しみなのは、初日にあるチームタイムトライアル(TTT)なんですよね。
日本国内レースでは滅多に走る機会の無いTTTですから、この大会は貴重な機会なんですよ。
なのでシマノ鈴鹿ロードレースに来る時は、2日目のクラシックより、初日のTTTにモチベーションを上げて挑んでおります。
僕は今年初めてTTを走るので、久々のTT用装備に少し苦戦…
朝宇都宮を出て、到着してすぐに出走だった為、急ピッチで走る準備をしました。
ウォームアップもあまり時間を費やせず…
十分にアップできてないから、最初は抑えめで行こう!とチームの総意で決まった。
いよいよ出走。並びはほんの少しの時間の相談で、
増田→阿部→小野寺→宮崎
に決定。
スタート直後に先頭を引くのは経験値豊富な増田さんが務める。
今シーズン初のTTバイクでのレースということもあり、実はスタート前は結構不安だった僕です。
いざスタートすると、増田さんの良いペースメイクで軌道に乗っていく。
レースは鈴鹿フルコースの逆周回を4周回。
コースはグランツーリスモで走り込んでるから頭に完璧に入っている。
身体も思いの外よく動いてくれたので、ペースメイクしながら走る。
徐々に楽しくなってきた。
高校生の時に経験したトラック競技でもチームパーシュートが1番好きだった僕。
その後プロ選手として走る中でも、これまで走ったTTTはどれも楽しかった。
TTバイクはカッコいいし、チームメイトと一緒にカッコいいバイクで高いアベレージスピードで駆け抜けるのはなかなかカッコいいものではないだろうか。
鈴鹿ロードレースでは10秒間隔でホビー、実業団、プロ選手が混走します。
なのでスタートから常に追い越しが発生するのですが、プロチームの前にはバイクが先行して走ってくれて、常に道を空けてくれていたので走りやすかった。
最終盤まで4人揃ってペースをキープできた。
安全に気をつけて楽しく行こう!
とスタート前にみんなで言っていたが、走るうちに皆スイッチが入ったのだろう。
ほぼ最初から最後までガチモードだった。
無線も何も無いので状況は分からなかったが、ホームストレートで僅かに聞こえる場内アナウンスのリアクションを聞くかぎり、いいタイムで走ってるんだろうな…ということは分かった。
後から監督に聞くと、ラップタイムは4周通して少しずつ更新していたようだ。
やりきった僕ら。
メーター上ではアベレージスピードは51キロ超え。
アナウンスの情報で、勝った事がなんとなく分かった。
レースを振り返りながらクールダウン。
キツかったけど楽しかった!と言えるのは良いことだ。
ここで、我々が過去に残したレコードタイムを大幅更新したことも知らされた。
ライバルチームこそ少なかったものの、タイムで頑張りを証明できたのは嬉しい。
初参戦の宮崎くんもご満悦です。
チームタイムトライアルで勝つと嬉しいし楽しいし良いなぁ。
今日のご褒美に、立ち寄ったコンビニで見つけたカヌレを。
ここ最近、カヌレブームで色々な場所で気軽に食べられるようになったのは嬉しいけれど…
僕のカヌレの方が美味いな!!←
明日のレースも楽しみます♪
それではまた。