今日は初開催となったキナン古座川ロードレース。
1周41kmと、これまでにないスケールの周回コースを3周するレース。
日本では10km前後の周回コースが多い中、これほどのコースを作ったのは凄いことだ。
チャレンジングな試みは大歓迎なのだが、ここには難点がありました。
コース唯一にして最大の難所、約3キロの上り区間とその後の下り区間。
見事に苔!
試走時は雨が降っていたこともあり、上りでは普通に座って漕いでるだけでもズルズルとスリップするほど。
堀さんが試走時にその路面の犠牲となりました…
そんな路面を今度は下るのだから、下り区間は生きた心地がしなかった。
ウルトラセーフティーモードで下ったのでなんともありませんでしたが、気を抜いたら一瞬で足を掬われる路面でガチレースをすることを考えたら…
1日、宿近くの串本町周辺を走る調整日を挟んで迎えた今日。
昨夜雨が降ったようで、晴れてはいるものの、コースの路面状況に不安を抱えながら挑むことになった。
それでも、主催関係者の皆さんの尽力もあったようで、朝から薬剤散布や苔の焼却処理などしてくれたようです。
今回のホテルはリゾートホテルのようなところで、朝夕の食事は僕的に点数が高かった。
朝ご飯大好きな僕にとっては朝ご飯の質はとても大切。
ただ一つ、オープンが7時なのはちょっと減点。
今日のスタート地点には大きな一枚岩があります。
とっても大きいです。
ステージでは増田さんが僕が今日誕生日であることを紹介してくれました。
そうそう、今日誕生日なんですよ僕。
ハッピーバースデートゥミー。
しかし、コースへの不安が強すぎてそれどころでは無かった僕。
生きて帰ってこれるのか…ただそれだけが心配でした。
レースがスタートすると、上りまで約13kmほどあるので、先手を打とうとする選手のアタックが始まる。
しかし有力な決定打は出ず、アベタカさん1人が少し先行する形で上り区間に入る。
上りに入るとチーム右京勢が先頭に立ってペースメイク。
これはきつい!!
やはりそう来たか、といった展開でしたが、そうとなれば食らい付くしか無い。
頑張ってはみたが、やはり後半になってキツくなってきた。
右京の外人選手を先頭に、数名がパラパラとバラけながら上りをクリアして下りへ。
僕は何秒遅れか分からないが、有力選手が数名いるグループで上りをクリアできたので、ここからはウルトラセーフティモードで下る。
転けてタイムを大きく失うより、多少安全マージンを取って失うタイム差を最小限にする方が吉だろう。
実際、思う事は皆同じようで、ほぼ息を揃えて下った。
僕は先行する数名を追う追走グループで常に展開。
最初の下りでは増田さんと合流できたので、平坦区間では前を追うことに尽力。
しかし、タイム差を詰めて迎えた2回目の上りでは僕は完全に増田さんから遅れを取ってしまう。
増田さんは先頭グループに合流できたようだったが、僕はそこには届かず…
そこからは上りでは極力セカンドグループの有力選手と一緒に上り、下りから平坦区間では意思のある人たちでローテーションをして前を目指す。
2周目完了時から上りに入るまでに、タイム差をかなり縮めることはできたのだがギリギリ届かず3度目の上りへ。
最後の上りではマンセボ選手とホセ選手と共にクリアし、そのまま3人で下り、平坦でローテをしながらゴールを目指す。
前からドロップした石橋選手をキャッチして4人でラストへ。
優勝争いで無いにしろ、できる限り上位を目指したい。
残り1kmを切ってからは各選手の動きをよく見ながらスプリント開始。
グループのトップは取れてこれが6位。
僕の実力の現在地はここか…
増田さんは単騎で不利な戦況の中2位!
流石の塾長だ。
ゴール後は暑さと疲労感でたまらず古座川へダイブ!!
キンキンに冷えた川を期待したが、少しぬるい水温でした。
筋肉的な疲労はもちろんだが、常に下り区間では気を張っていたので、いつも以上に精神的な疲労もある気がする…
スプリントポイントは取れなかったが、ジャージはキープ。
増田さんとこうして並んで立つのも何度目だろうか。
バースデーウィンなど、そう簡単にできるものでは無いが、せっかくならしてみたかったり…
まぁ、無傷で誕生日レースを終えられて一安心だ。
今日は時間的な都合で、宇都宮までは帰らず静岡で一泊する。
帰路の途中で寄ったコンビニで見つけたカヌレを食べた。
今日は朝から各方面でお祝いのメッセージを頂きました!
レース日ということもあり、全てにお返事はできていませんが、頂いたメッセージを読み、嬉しくなっております♪
オノデライダー27歳!!
まだ上を目指せるかな!
この一年も頑張りますヨ!!
いつも沢山の応援ありがとうございます!
また一つ歳を重ねたオノデライダーの応援も引き続きよろしくお願いいたします!!
とっても疲れたので今日はこの辺で!
それではまた!