オノデライダー戦記

ヴィクトワール広島所属プロロードレーサー小野寺玲のブログ。いつまでも自分らしく輝きたい僕の日常や活動を発信していきます。

TOJ Stage.6 富士山

 

読んで字の如し。

 

今日の富士山ステージは須走5合目を目指す「ふじあざみライン」を駆け上がる11.4kmのヒルクライムステージ。

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11kmで1000m以上の標高差を駆け上がる。

当然、上れない選手は勝負に参加すらできない。

 

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今朝はあたりは少し曇っていたが、スタート地点からは富士山がくっきりと見えた。

 

最近「ヤマノススメ」を見たせいか、富士山に来るのがちょっと楽しみだったりした僕は、その姿を見て少しワクワクした。

 

 

とはいえ、僕らはここを自転車で上らなければならない。なんでやねん。

 

今日の主役は各チームのエース選手。

総合タイムが大きく変動するステージであるし、残る2ステージではタイム差がつきにくいことから、総合上位選手にとっては最も重要なステージだ。

 

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かく言う僕らは全く関係が無い。

1時間弱、頑張って踏み続ければ良いだけ。

期間中最もリラックスできるステージと言えよう。

 

 

とはいえ、のんびり上りすぎても足切りというものがあるわけで、まぁこれに関してはアベタカさんに抜かれなければ大丈夫というTOJに伝わる慣わしがあるので、そこだけ気をつけていれば問題ないのだが。

 

 

 

僕は昨日の疲れもあったし、念入りにウォームアップをして挑んだ。

 

 

スタートすると早速、神々の戦いが始まった。

頑張って踏んでるのにジリジリと離されていく。

最初の直線区間だけでもついていこうという考えが甘かった。

 

あっという間に先頭集団は見えなくなり、ポツリポツリとそれぞれのペースで上る選手達だけになる。
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ちょうど岡本さんとならんで「まぁ一緒に上りましょうよ」と声をかけられた辺りの写真。

譲さんとフォンもしばらく一緒に走った。

 

 


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しかしヒルクライムというのは自由に自分のペースで上るのが1番楽。

少し勾配が落ち着いてつづらおりが始まると、緩いところではそこそこ踏んで…を繰り返してマイペース走法に切り替えた。

 

久々の上り一本ステージだったからか、今まででは1番余裕を感じて上れていた気がする。

蛇行した時間も1番短かったはず…

 

 

一方で、僕がひーこら上っている間にもエース選手達の戦いに決着がついていた。


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谷さんは自己ベストの走りで12位!

総合順位もしっかり上げた。

 

 

 

 

僕はといえば…

 

 


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トップから10分以上遅れてこの顔である。

 

中腹までは調子良く上れていたが、流石に最後の方はキツい。

中途半端に踏みやめる気にもならなかったので最後まで頑張った。

 

ここ数年では1番速いタイムだったよ。

 

 

 

 

5合目から見上げた富士山。

 

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いつか登山してみたいなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

 

長く感じたTOJも残るは2ステージ。

最後までチームメイトと共に良い走りがしたい。

 

 

 

それではまた。