僕の好きな音楽のジャンルは多岐にわたります。
ロックやポップスも聞くし、アニソンだって好き。
ジャズやクラシックを聞き流すのも好きだったりする。
そんな多数の好みの中の一つ、今日はずっと行きたいと思っていたクラシックコンサートへ。
スピーカー越しに聴く音でなく、生演奏の迫力を楽しみに。
ドレスデン国立歌劇場室内管弦楽団によるクリスマスコンサートだ。
会場は東京オペラシティ。
ここには初めて来た。
一人でこのような場所に鑑賞に来るのは初めて。
色々マナーやドレスコードなども調べて、実に小学生の遠足ぶりの久々のコンサートを、今度は大人に楽しむことに。
今回のコンサートはクリスマスコンサートということで、場内にはクリスマスマーケットも展開されていました。
すっかりクリスマスムードです。
演目は
W.A.モーツァルト:ディベルティメント ニ長調 K.136
A.ヴィヴァルディ:四季-ヴァイオリン協奏曲 ヘ短調「冬」Op.8,No.4,RV297
J.ハイドン:交響曲第45番「告別」嬰へ短調 Hob.I-45
と、知っている曲も多く、期待に胸を膨らませ開演を待ちました。
構成するのは十数枚の少人数のオーケストラだが、いざ指揮者が手をあげれば鳥肌が立った。
一曲目のカノンはよく聴いていた曲だが、生演奏を聴くのは初めて。
今回のカノンは初めて聴く雰囲気だった。
おそらく、コンサートマスターと指揮者で曲の雰囲気が変わるのだろう…
二、三曲目のモーツァルトの曲たちも馴染みのある曲だ。
しかし知っている曲なのに、独特の雰囲気を感じる。
指揮者の違いでこうも違って聞こえるものなのだと興味を惹かれる。
これまでは弦楽器のみだったが、三曲目になると管楽器が登場し、迫力が増していく。
聞いているうちになんとなく、雪の降るヨーロッパのクリスマスの雰囲気がイメージできた。
チェンバロがまたいい響きでして…
一度休憩時間があり、コンサートは後半へ。
四曲目は、僕が中学生時代に授業をきっかけに好きになったヴィヴァルディの四季から冬。
標題音楽の代表例として音楽のテストに出た記憶がある。
第一楽章から第三楽章まで、それぞれの表題の情景を思い浮かべながら聴いた。
最後の演目、J.ハイドンの告別は初めて聴く曲だった…
いや、初めて「見る」演奏だった。
というのも、最後の第四楽章では曲の最後に、演奏している楽員が一人、また一人と演奏を終えて退場していくのだ。
華やかな演奏から、少しずつ寂しい雰囲気になってゆき、最後は二人のヴァイオリン奏者が残る。
新しい交響曲の形を知ることができて楽しかった。
アンコールでは楽員の一人が日本語で観衆に一緒に歌うようにと声をかけ、「ふるさと」をオーケストラ演奏で歌うことに。
残念ながら一番しか知らない僕は、後半は皆が歌うのを静かに聞いていた。
あっという間の2時間。
たっぷりと芸術を体感することができた。
これはハマりそうな予感がする。
普段、スピーカーやイヤホン越しに聴く音とは全く違う魅力があり、音の一つ一つに鳥肌が立つ程の感動があった。
また機会を見つけて足を運びたい。
昨夜は横浜の祖母の家に一泊させてもらい、今日は午前中に少し秋葉原散策をしてから帰路へ。
お昼にはお気に入りのもうやんカレーを食べに行き、東京を満喫した。
秋葉原でSAOアリシゼーションの騎士アリスのフィギュアがどうしても欲しくてクレーンゲームに夢中になったのだが、センスが無さすぎてなかなか取ることが出来ず……
何店舗か同じ景品のある店を回ったが、どのタイプのクレーンゲームも攻略できなかった。
どんだけ下手なんだよ自分←
おかげでかなりお財布に損害を被った…。
さらには今は電子マネーに対応しているせいでどんどん吸い取られるのね…
誰かコツを教えてください……
結局僕の嫁候補は救い出すことができず…。
無駄遣いしてしまった僕はグリーン車を我慢して最安ルートで宇都宮へ帰りました。泣
今回のコンサートでオフにやりたいことリストの主要部分は概ねコンプリート。
あぁ、もう次のシーズンが始まることを考えなくては……
それではまた。