オノデライダー戦記

ヴィクトワール広島所属プロロードレーサー小野寺玲のブログ。いつまでも自分らしく輝きたい僕の日常や活動を発信していきます。

やっぱりキライ

 

日曜日の深夜、日が変わる頃に広島に戻って、月曜日は疲れてまともに動けませんでした…

 

昨日からボチボチ活動再開です。

 

 

 

 

さて、書けていなかった日曜日のレースについて少しだけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

群サイ2日目。

 

この日は10周回60kmのショートレース。

 

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©️Itaru Mitsui

 

昨日の25周から比べたら一瞬のレースだ。

 

 

当然短いレースほど最初からレーススピードは速い。

 

身体の異常を抱えながらの参戦となった今大会。

1日目の長いレースなら誤魔化しがある程度きいたが、短く速いレースとなるとそうもいかないようだった。

 

終始キツめの体感。

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©️Itaru Mitsui

 

身体の異常のせいで短時間高強度のトレーニングを思うようにこなせていなかったのも影響しているように感じた。

 

このようなレースでチームで動かせる人員は少ない。

 

後手にまわらないことだけを警戒しながら、常に落車のリスクの少ない集団前方で走る。

 

レースはマトリックスが序盤の主導権を取りに行き、終盤になるとスピード勝負が得意なBSが前を固めてスプリント態勢を整える。

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©️Itaru Mitsui

 

強力なチームが終始レースを動かしていたので逃げは決まらず。

 

このコースが得意なレオのアシストができるようにと近くを走ってはいたが、最終周の上りで遅れを取ってしまった。

 

正直あの時は自分が弱気になっていた気がする。

こんな風に遅れて勝負を降りたのは久々だったからとても後味が悪い。

 

 

 

 

 

ぐるぐる目が回るし、少しでも調子悪いとまともにレースできない。

観に来てくれる人にとってもアクセス悪いし。

 

やっぱりこのコースキライだ。

 

 

 

 

 

 

そんな僕にも、この2日間たくさんの応援をしてくださりありがとうございました!

 

そういえばレース中、僕の両親のいた辺りがヴィクトワール広島の応援ブースみたくなっていた気がしましたね。笑

 

人里離れた秘境の地に、オレンジ色の応援グッズがよく目立っていました!

嬉しい限りです♪

 

 

 

 

 

そしてビックリするくらい沢山の差し入れも頂きました!

 

おかげさまで、レース後直行で広島へ向かう車内も飽きることなく過ごすことができました。(流石に長すぎて疲れはしましたが)

 

 

以前僕のカヌレを作って下さったクイーン洋菓子店様にも焼き菓子の差し入れも頂きました♪

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中でもこのクロワッサンラスクは大好物。

レース後に食べるのを楽しみにしてたんです♪

 

僕の好みを知ってか、アニメ作品等のコラボアイテム等もレースの度に持ってきてくださる方もいます。
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どうやら僕には推し活代行サービスがあるようです?

 

 

これはほんの一部ですが、毎回色々と持ってきてくださりありがとうございます♪

 

今や遠征の密かな楽しみだったりします←

 

 

 

 

 

さて。今週はレース続き。

東日本に続き、今度は西日本。

 

初めて走るコースですが、どうやら狭くて危険なコースらしい。

これまでのレースで痛感したが、レベル差のある大人数の集団はかなり危険が潜んでいる。

 

なんとか無事にレースがしたいですね。

 

 

 

 

 

それではまた。

狂気の25LAP

 

 

もう二度とこんなところ走るもんか

 

 

4年前くらいにそう誓ったはずなんだが。

 

群サイ。

 

もはやその名は自転車界より自動車界の方がメジャーなのでは無いかと思うくらいだが、今年ここへ帰って来てしまった。

 

 

今回も前回の宇都宮遠征同様、弾丸スケジュール回避の為に選手間で自主的に前泊するプラン。

 

 

なんと今回宿泊地に選ばれたのは沼津でした!!

↑今回のブログ最大のテンションで

 

 

到着したのが夜だったので、さすがにそこから散策というわけにはいかず。

 

しかし沼津にいながら聖地巡礼せずに去るのはあまりにももったいない。

 

ということで、例のごとく遠征時に腹減りで目覚める僕は朝5時過ぎから活動を開始する。

 


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まずホテルのロビーにコレがあるのが嬉しい。


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コレはホテルラウンジの一角。

ダイヤさん推しなんかな?

 

僕?僕は曜ちゃんですね〜

 


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時間内で歩いて行ける範囲だとこの辺かな〜と仲見世商店街かな〜

 

映画のワンシーンが懐かしいなぁ〜

 

 


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いい。このマンホールすごくいい。


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ちょうどこの周辺で同級生3人のマンホールイラストに出会えました。

 


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街のいたるところにラブライブサンシャイン。そして曜ちゃん。

 


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これだけ色褪せないアニメ聖地は珍しいんじゃあないですかね。

嬉しい限りです。

 

また時間を作ってのんびり訪れたいものです♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて。

話は戻り、今日のレースのことでも。

 

東日本ロードクラシック。

 

2日目開催で、初日の今日は一周6kmの群サイを25周回もする狂気の150km。

 

来る前から憂鬱になる周回数でした。

 

僕は群サイにレースに来ると、かなりの確率で拒絶反応を起こして頭痛に見舞われるのですが、今日はそこまででは無くて安心しました。

 

 

散々走ったコースだし、車関連の動画でしょっちゅう見ているコースだが、自転車で走るのは久々だったので、しっかり試走してスタートに備える。

 

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©️Itaru Mitsui

久々の群サイで長丁場ともなると、走り方をすっかり忘れてしまった。

 

スタートしてから慣れるまでの間はなかなか辛かった。

 

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©️Itaru Mitsui

リズムを掴んでからはそこそこ余裕を持って走れていたが、展開は後手に回ってしまったこともあり、状況は落ち着けなかった。

 

中盤から久保田くんや柴田さんに集団牽引のローテに加わってもらい、逃げとの差を詰め始める。

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©️Itaru Mitsui

差は1分前後を推移したが、前も強力だったので上手く詰まらない。

 

幸い、終盤に差し掛かる頃に有力チームが逃げからドロップした事により、前を追う人数が増え、終盤に差し掛かる頃に集団は1つになる。

 

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©️Itaru Mitsui

しかしそこからまた飛び出した数名が最終盤まで逃げ、最後は独走逃げ切りを決めた。

 

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©️Itaru Mitsui

今回、レース前週からあまり感触が良くなかった僕は、中盤以降はレオを着順争いに加わらせるべく走ったが、あまり良い連携は取れなかった。

言語が違うと細かいニュアンスを伝えるのが難しい。

ほぼ自力で着順争いをしてもらい、レオが4着だった。


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©️Itaru Mitsui

終始シンドイ感覚のまま僕の今日のレースは終わった。

 

 

チームメイトへの指示など、自分自身に残る課題は多い。

自分に余裕が無くて上手く周りを見れなかったのかもしれない。

 

 

難しい立場だ。

 

 

明日は10周のショートレース。

 

10周だとしても…ねぇ。

 

 

今日は沢山の方に応援に駆けつけて下さり、これまた沢山の差し入れを頂いてしまい、幸せな限りです♪

明日の帰り道に頂いた差し入れをつまむのが楽しみです!

 

こんな秘境まで脚を運んでくださりありがとうございました!

 

今の疲労感で明日のことは考えたくも無いのですが、できる限りを尽くして頑張ります!

引き続き応援よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

それではまた。

やっぱり悔しい

 

 

今日は宇都宮・清原クリテリウム

 

昨日の極寒の雪混じりの天気とは打って変わって、今日は晴れ間も覗く暖かい天気。

 

 

 

 

 

今日のクリテリウムは1チーム6人出走。
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©Itaru Mitsui

6人でもやりますとも。

 

 

 

 

 

今日のパレードは特殊で、いよいよ開通したライトラインと並走するというもの。

 

更にその列車は宇都宮ブリッツェンのラッピング仕様。

なんやそれ羨ましいな。


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©Itaru Mitsui

一周のパレードを終え、リアルスタート。

 

アタック合戦が始まるが、今日は早い段階で逃げが決まらない雰囲気を感じた。

 

 

過去最多チーム数のレースということもあり、終始熾烈な位置取り争いが繰り広げられた。

 

チームメイトには先ずは常に自分の近くを走ることを意識するようにと前日のミーティングで話した。


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©Itaru Mitsui

混戦の最中、綺麗に固まることはできなかった印象だが、前回のクリテリウムから比べるとレース中に近くにチームメイトを認識する時間は増えた気がする。

 

 

1番近くにいてくれたのは中村選手。f:id:onoderider:20240324221033j:image

©Itaru Mitsui

位置取りを得意とする選手なので常に見える位置にいてくれるのは安心感がある。

 

 


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©Itaru Mitsui

それでも、いい位置にいようとすると単騎になって脚を使う。

 

余裕を持って走れていた感触はあったが、こういったレースでは少しずつの消耗が明暗を分ける。

 

 


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©Itaru Mitsui

最終局面、僕の近くには柴田選手と中村選手がいた。

上手く3人で固まれるシーンもあったが、僕が上手く指示を出すことができず、使いどころで脚を使ってもらうことができなかった。

 

 

 

最終ラップは中村選手1人。

とにかく最後に先頭でコーナーに突っ込め(それくらいの覚悟で)と伝えたが混戦の中、最終コーナーの1つ前のコーナーで、先頭より少し後ろの位置でアウト側のラインに行ってしまった。

 

そこで埋もれるのを嫌った僕はラインを切り替えて他チームの動きを追う形になってしまい、ここで脚を使ってしまった。

 

 

 

最終コーナーは前が見える位置で立ち上がれたが、そこから伸びる脚はもう無かった。


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©Itaru Mitsui

ズブズブの7位。

 

 

自分の力の無さが悔しかった。

 

せっかく宇都宮に帰ってきてレースを走ったのに表彰台に乗ることが叶わなかった。

 

 

 

 

 

 

この2日、地元ファンの皆さんの前でいい走りができなかったのはとても悔しかったです。

 

それでも温かく声をかけてくれる方がたくさんいて、とても幸せでした。

今日は広島に帰らず実家に泊まるということもあり、レース後はゆっくり色々な人に挨拶ができたので久々に会って話ができた方が沢山いました。

 

長くお世話になった人と久々に会ってお話して、温かい場所だなぁ〜としみじみと思いました。

 

 

皆さんありがとうございました!

 

 

今回の滞在はほんの一瞬で、明後日の朝には発ちますが、また機会を見つけて故郷に戻ってきて色々巡りたいですね。

 

 

また次戦に向けて頑張ります。

 

 

それではまた。

赤くないやん

 

 

今日は真岡・芳賀ロードレース。

 

気温一桁台+雪混じりの雨。

 

こりゃヘビーだ。

 

 

 

 


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©Itaru Mitsui

それでも我々は陽気にいきますとも。

 

元はといえば、リーダージャージの僕を中心に何かやりたいですねと中村選手が提案したのがきっかけのこのポーズ。

今回初めてその形になりました。

 

 

 

 

寒さに震える中、念入りにウォームアップをする。


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©Itaru Mitsui

過去には寒さで動けなくなったレースもあったので、今回はより慎重に寒さ対策をして臨みました。

 

 

 

 

 

そしてスタート前。


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©Itaru Mitsui

ブリッツェンより赤主張強いやんと時さんにツッコまれながら赤い列に紛れ込むことに成功。笑

 

この日のために伊藤メカがバーテープまで赤に換えてくれました。

 

 

 

 

 

 

スタートすると一瞬で指が凍りついた。

 

過去一レベルで指先の感覚が無くなり、目視で確認しないと自分がどこを握っているのか分からないくらいだった。

 

 

 

厚手のサンボルトのジャケットを着込んでスタートしたおかげで、身体は冷え切らずに済んだが、とにかく手がヤバい。


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©Itaru Mitsui

すみません…着込んだせいで全く赤くありませんでした。

OGKカブト様が用意して下さったヘルメットとバーテープのおかげで赤要素を失わずに済みました。

 

 

 

この天候なので、主力選手たちによる逃げ切りを警戒して、メンバーを見ながら僕も前方で展開。

 

なかなか決まらないが、過去一多い人数の集団では落車が頻発して荒れた展開に。

レオを含むチームメイトも数名巻き込まれてしまったのを確認した。

 

 

 

中盤に差し掛かるところでアイサン岡本選手とシマノ入部選手の2人が逃げる展開に。

 

そして雨も上り、日差しも出てきた。
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©Itaru Mitsui

僕もジャケットを脱いで第2形態に。

少しだけ赤くなりました。

 

 

逃げに行っていないチームが大半だったので焦りはしなかったが、ブリッツェンの外人選手など未知数の選手もいた為警戒し続けなければならなかった。

 

案の定、ブリッツェンが度々アタックを仕掛けてきたがどれも前を追う追走には至らず。

終盤になる頃にブリッツェンが集団を牽引し始める。

 

僕はといえば、チームメイトの大半が遅れてしまったのでほぼ単騎で走ることになった。

こうなった以上は保守的な走り方しかできない。


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©Itaru Mitsui

ブリッツェンやキナンの動きで逃げの2人は吸収。

いよいよ最後の勝負どころ。

 

ラスト一周で数名の飛び出しがあり、僕はそれに反応できる位置にいながら躊躇してしまった。

 

結果それがわずかに逃げ切り、上位争いには絡めず。

 

メイン集団の着争いに絡むのがやっとだった。


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©Itaru Mitsui

 

結果8位。

獲得ポイントによりリーダージャージを失うことになった。

 

最後のあの時、同じ集団内に後ろを任せられるチームメイトが残っていれば…とか色々考えたが、今回は単に自信を持って飛び出せなかった自分の失敗だ。

 

 

 

ロードレースは難しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、気持ちを切り替えて明日はクリテリウム

ライトライン開通により、旧コース復活ですね!

チームメイトと力を合わせて勝負に挑みたいところです。

 

 

今日は会場で沢山のお久しぶりですの方々にお会いできました。

今は違うのに地元感を感じる1日でした。

レースは悔しかったけどほっこりできました。

声をかけて下さった皆様、ありがとうございました!

 

 

 

明日はオレンジですが!

明日も応援よろしくお願いします!

 

 

 

それではまた。

ただいま。

 

 

真岡・芳賀ロードレース、宇都宮清原クリテリウムに参戦するため、3ヶ月ぶりに栃木県へ帰ってきました!

 

 

 

 

しかしまぁ、わずか3ヶ月ですからね。

 

長い陸路を経て、東北道に乗り見慣れた景色が見え始めた時は「お〜帰ってきたね〜」ってくらいな感じで、それこそ長期遠征帰りくらいな感覚でした。

 

 

それでも見慣れた宇都宮ナンバーやスーパーの看板、特徴的な建物など…

記憶に焼き付いている地元のものを見ると安心感を覚えますね。

 

 

ふと元々住んでいた自分の家に帰ることを考えてしまうくらいには、まだ宇都宮での生活が身体に染み付いているんですかね。

広島ではまだ出かけるにはナビが欠かせないが、宇都宮ならちゃんと道は覚えていますね。

 

 

 

 

 

今回は木曜日に広島→静岡の陸路を済ませ、一泊してから栃木入りする計画。

 

今朝は新富士駅からスタート。


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ちょっとぶりです、富士山。

 


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静岡泊するなら旅のお供にコレを選ばないわけがない。

 

 

明日の会場である井頭公園についたのはお昼すぎ。


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バッタリ?遭遇した地元ファンの方から美味しいイチゴ(とちあいか)の差し入れも頂き、さっそく栃木を感じました♪

 

 

コースの試走をして今日は終了。

 

 

夕飯を何にするか、選択権がもと地元である僕に委ねられたので、静岡泊した際に混雑していてあきらめた「さわやか」の代わりと言っちゃなんだが…

さわやかに匹敵する栃木県民が愛するファミレス、爆ハンこと「フライングガーデン」を選んだ。

 

 

もちろん目玉は爆弾ハンバーグなのだが、実は同じくらいかそれ以上に人気であるメニューが存在する。


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それがコレ、若鶏のうまいうまい焼きだ。

 

この秘伝の胡麻ダレが絶妙!

これにガーリックライスをセットしたならば完璧。

 

今回初めて食べた広島民にも満足して頂けたようです。

 

 

 

 

 

 

夕飯もミーティングも終えた今は、宇都宮をあまり感じないホテルで一人ブログを書いている。

 

久々に訪れたい場所は色々あるんだけどね。

 

まずは明日に備えることにします。

 

 

 

 

そうそう!

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明日の僕は赤いので!!

ちゃんと宇都宮カラーになって帰ってきましたのでー!!

 

いやしかしOGKカブト様がヘルメットを用意して下さったのはサプライズでした!!

ありがとうございます!

 

 

 

 

明日は"赤い"オノデライダーの応援、よろしくお願いいたします!

(寒くて上着を着ちゃってあまり目立たないかもしれませんが…)

 

 

 

 

それではまた。

 

 

まだまだ。

 

 

今日は富士クリテリウム決勝レース。

 

レースが14時台のスタートということもあり、午前中はゆっくりだ。

ただ、僕は空腹で目が覚める朝方人間なので、朝食会場に一番乗りすることに変わりは無い。

 

今日のレースは今後のためにも、課題を設けて挑むことにした。

独立開催のレースであり、強豪チームも一同に会す場なので、チームとして課題に挑戦するには良い機会なのだ。

 

決勝に乗ったチームメイトとは今日やるべき内容を共有し、結果よりも過程を大切にするレースだと説明した。

 

 

 

昨年とは打って変わっての晴天に恵まれた今日。

風は強かったが凍える雨よりはマシだ。

 

 

ホテルをチェックアウトしてから、スタート時間が近くなるまで、近くのレストランで茶でもシバきながら時間を潰すつもりだったのだが、予想以上の混雑で断念。

 

早めにチームピットにはいり、コンビニカフェを楽しむことにした。


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お供にはご当地パンの「のっぽパン」を。

ラブライブ!サンシャイン!を見て知って以来、このパンの隠れファンだったりする。

 

 

しばらくすると、応援に駆けつけてくれた皆さんがピットまでやってきてくれました。

 

時間に余裕もあったので、しばしの交流を楽しみました♪

 

 

 

 

 

今日は足の具合を確認するためにも早めに身体を動かし始める。


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©Itaru Mitsui

試走も済ませて路面との感触を確かめる。

だいたいいつもUDと一緒だ。

 

 

遠征前から疲労感を抱えての今回だったが、ちゃんと身体は動いてくれそうでした。

 

 

 

 

迎えたスタート。

風がなければ温かく感じられる気温の中スタートする。

 

 


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©Itaru Mitsui

スタートしたらアタック合戦。

 

今日の我々は4人なのでそう多くのアクションは起こせない。

 

ある程度やることを絞って挑んでいた。

 

このレースは集団スプリントの展開も、小集団の逃げ切りの展開も可能性のある読みにくいレースなので、ある意味賭けではあったがプランを絞って課題に挑戦する。


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©Itaru Mitsui

 

 

序盤のうちに10人弱の逃げが決まり、さらにその後ろからのジャンプでかなりの逃げ集団ができた。

 


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©Itaru Mitsui

チームからはレオがそこへ加わり、形としては後手を踏まずに済んだのだが、この逃げに対してBSは全く反応を見せず、序盤は息を潜めていたのが怪しげだった。

 

BSが何もせずに終わらせるわけがないのは目に見えていたので、ここから後半にかけてBSの動きを警戒することになる。

そうとなればレオには行ってほしくは無かったがこればかりは仕方ない。

 

 

残った3人でできるだけ有利な位置でレースを展開すべく、指示を出しながら集団内で位置取りをする。


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©Itaru Mitsui

中村が得意とする動きでもあったので、ここからは彼に動きを任せる。

 

風が強いこともあり、位置取りは常に熾烈な争いではあったが、良い位置で走れていたと思う。

 

レースも折返し、いよいよ本格的に逃げを捉える動きが始まる。

 

BSの超特急が出発した。

 

これにより集団内の位置取りはよりシビアになる。

数も少ないため苦しい状況ではあったが、前が見える位置は保っていた。

 


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©Itaru Mitsui

残り5周を切るところで、いよいよ中村もキツくなってしまった。

 

ここからは単騎を覚悟して上手いこと掻い潜るしかない。

 

集団も1つになり、各チームの位置取り争いが激化する。

 

BSが体勢を崩さないまま先陣を切り、その後ろで争いが続く形相。

 

 



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©Itaru Mitsui

最後は混戦の中必死だったので詳しい動きは把握できなかったのだが、わずかに先行した選手が逃げ切って優勝。

 

僕はその後ろの集団スプリントに参加することはできたが、選んだラインの道が荒れていたうえに、風向きも不利な位置だった為、思うようにスピードを乗せきれなかった。

 


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©Itaru Mitsui

 

結果5位。

 

この位置はすごくパッとしないから嫌だ。

 

 

結果は伴わなかったが、チームメイトの最後まで課題に挑む姿勢は頼もしかったし、まだまだ足りないことはあるけれど期待は持てるレースになった。

 

 

 

 

レース後は近くの銭湯で汗を流し、今は長い長い帰路の途中だ。

 

今日は沢山差し入れを頂いたので、帰り道のお供があるのはありがたいです。

 


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今日頂いた物のひとつ、宇都宮銘菓のチャット。

懐かしい…と思ったら始めましてでした。笑

美味しく頂きます♪

 

 

 

 

 

 

さて、広島へは日が変わった深夜到着予定ではありますが、最後まで安全運転で帰ります。

 

 

 

 

 

 

 

それではまた。

まずは

 

今日からの富士クリテリウム参戦のため、昨日から富士市に来ております。

 

 

久々に富士山が見える場所へやってきました。

 

これまではずっと、なんだかんだで富士山が見える場所で暮らしていたので、広島でふと見渡した時に富士山が見えないのは少し寂しかったりもします。

 

 

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©️Itaru Mitsui

晴れてはいるが風が冷たい1日でした。

スタート前、隣に並んだUDはずっと震えてました。笑

 

 


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©️Itaru Mitsui

今回から予選が富士川滑空場に変わり、滑走路を往復する一周1.4kmのコースになりました。

 

30周で行われる予選は全部で3組。

各組上位25名が明日の決勝を走ることができる。

 


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©️Itaru Mitsui

ゴール側のストレートが向かい風で、バックストレートが追い風。

序盤から、なんとなくだが逃げ切りの展開がありそうな予感がした。

 


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©️Itaru Mitsui

予選はほぼ個人プレイ。各々が頑張って上がりましょう!というスタンス。

 

なんとなく逃げそうだったので、敏感に動きを見て走る。

 

 

 

勘が当たったのか、レース残り距離が折り返しになる頃、10数名の逃げが形成された。

 

これに逃さず乗れた僕は逃げ集団のメンバーと協調体制を築き、逃げ切りへトライする。


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©️Itaru Mitsui

予選となれば、勝負は関係ないので協調するのは簡単だ。

みな逃げ出した以上、逃げ切って手堅く決勝戦のチケットを手に入れたい。

 

絶え間無くローテーションは続き、後続との差はみるみる開いた。

 

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©️Itaru Mitsui

今日のレースには僕の応援バナーを持って応援してくれる方もいました。

ちゃんとオレンジ仕様でした♪

 

 

 

ペースは安定したまま逃げは続き、いよいよメイン集団をラップしそうになったところで確定演出が出ました。

モト審判より赤信号が出され、この逃げ集団の決勝進出が言い渡されると同時に、メイン集団をラップしないようペースを落とすようにと指示が入った。


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©️Itaru Mitsui

ここからはサイクリングモード。

逃げの前半はアドバンテージを作るためにキツイ時間が続いたが、ラスト5周を気楽に走れたのは良かった。

 

 

これで僕は危なげなく決勝進出を決めました。

チームメイトは久保田、中村、レオが決勝進出を決め、明日は4人で決勝に挑みます。

 

 

 

明日の決勝、安全第一で楽しみたいですね。

応援よろしくお願いいたします!

 

 

 

それではまた。