今日は富士クリテリウム決勝レース。
レースが14時台のスタートということもあり、午前中はゆっくりだ。
ただ、僕は空腹で目が覚める朝方人間なので、朝食会場に一番乗りすることに変わりは無い。
今日のレースは今後のためにも、課題を設けて挑むことにした。
独立開催のレースであり、強豪チームも一同に会す場なので、チームとして課題に挑戦するには良い機会なのだ。
決勝に乗ったチームメイトとは今日やるべき内容を共有し、結果よりも過程を大切にするレースだと説明した。
昨年とは打って変わっての晴天に恵まれた今日。
風は強かったが凍える雨よりはマシだ。
ホテルをチェックアウトしてから、スタート時間が近くなるまで、近くのレストランで茶でもシバきながら時間を潰すつもりだったのだが、予想以上の混雑で断念。
早めにチームピットにはいり、コンビニカフェを楽しむことにした。
お供にはご当地パンの「のっぽパン」を。
ラブライブ!サンシャイン!を見て知って以来、このパンの隠れファンだったりする。
しばらくすると、応援に駆けつけてくれた皆さんがピットまでやってきてくれました。
時間に余裕もあったので、しばしの交流を楽しみました♪
今日は足の具合を確認するためにも早めに身体を動かし始める。
©Itaru Mitsui
試走も済ませて路面との感触を確かめる。
だいたいいつもUDと一緒だ。
遠征前から疲労感を抱えての今回だったが、ちゃんと身体は動いてくれそうでした。
迎えたスタート。
風がなければ温かく感じられる気温の中スタートする。
©Itaru Mitsui
スタートしたらアタック合戦。
今日の我々は4人なのでそう多くのアクションは起こせない。
ある程度やることを絞って挑んでいた。
このレースは集団スプリントの展開も、小集団の逃げ切りの展開も可能性のある読みにくいレースなので、ある意味賭けではあったがプランを絞って課題に挑戦する。
©Itaru Mitsui
序盤のうちに10人弱の逃げが決まり、さらにその後ろからのジャンプでかなりの逃げ集団ができた。
©Itaru Mitsui
チームからはレオがそこへ加わり、形としては後手を踏まずに済んだのだが、この逃げに対してBSは全く反応を見せず、序盤は息を潜めていたのが怪しげだった。
BSが何もせずに終わらせるわけがないのは目に見えていたので、ここから後半にかけてBSの動きを警戒することになる。
そうとなればレオには行ってほしくは無かったがこればかりは仕方ない。
残った3人でできるだけ有利な位置でレースを展開すべく、指示を出しながら集団内で位置取りをする。
©Itaru Mitsui
中村が得意とする動きでもあったので、ここからは彼に動きを任せる。
風が強いこともあり、位置取りは常に熾烈な争いではあったが、良い位置で走れていたと思う。
レースも折返し、いよいよ本格的に逃げを捉える動きが始まる。
BSの超特急が出発した。
これにより集団内の位置取りはよりシビアになる。
数も少ないため苦しい状況ではあったが、前が見える位置は保っていた。
©Itaru Mitsui
残り5周を切るところで、いよいよ中村もキツくなってしまった。
ここからは単騎を覚悟して上手いこと掻い潜るしかない。
集団も1つになり、各チームの位置取り争いが激化する。
BSが体勢を崩さないまま先陣を切り、その後ろで争いが続く形相。
©Itaru Mitsui
最後は混戦の中必死だったので詳しい動きは把握できなかったのだが、わずかに先行した選手が逃げ切って優勝。
僕はその後ろの集団スプリントに参加することはできたが、選んだラインの道が荒れていたうえに、風向きも不利な位置だった為、思うようにスピードを乗せきれなかった。
©Itaru Mitsui
結果5位。
この位置はすごくパッとしないから嫌だ。
結果は伴わなかったが、チームメイトの最後まで課題に挑む姿勢は頼もしかったし、まだまだ足りないことはあるけれど期待は持てるレースになった。
レース後は近くの銭湯で汗を流し、今は長い長い帰路の途中だ。
今日は沢山差し入れを頂いたので、帰り道のお供があるのはありがたいです。
今日頂いた物のひとつ、宇都宮銘菓のチャット。
懐かしい…と思ったら始めましてでした。笑
美味しく頂きます♪
さて、広島へは日が変わった深夜到着予定ではありますが、最後まで安全運転で帰ります。
それではまた。