不安を抱えたまま挑んだ大分2連戦。
自身の回復を信じて挑みましたが、内容は酷いものでした。
初日はクリテリウム。
©Itaru Mitsui
優勝経験も複数回あるコースだけに、本来なら狙いに行きたいところ。
チームメイトの状態も良いので十分に可能性はあったと思う。
しかし僕はというと、試走の段階からあまり感触は良くなかった。
出走人数に対してキャパオーバーを感じる1周1kmの超ショートコース。
©Itaru Mitsui
常にストップ&ゴーが繰り返される上に、この日は風も吹いており、いつも以上にハードなレースだったと思う。
逃げが全く容認されないハイスピードレース。
©Itaru Mitsui
得意としているはずレースなのに妙に身体が動かない。苦しい。
まともに前にも上がれないまま、ただ集団で走るだけでレースが終わった。
2日目は本戦のおおいたアーバンクラシック。
住宅街なども含む日本では有数の市街地コース。
逃げの展開で勝負に出たり、生き残りレースで懸命にもがいたり、目立った結果は残せていないが、毎回出しきるレースができていたイメージのあるコース。
しかし今回は勝負している自分のイメージができなかった。
レースがスタートしてまもなく、まだニュートラル走行中に集団落車が発生。
集団前方の中心付近にいた僕は巻き込まれてしまった。
激しく絡まった自転車を解き、再スタートしようとすると、ハンドルが曲がっていたので、メカを待って応急処置をしてもらう。
©Itaru Mitsui
対応に追われた選手が多くいた為、レースは一旦ストップされた。
その間、自分の左手に異常を感じる。
親指は腫れて痛み、上手くハンドルを握れない。
不調に不運が重なり、どうしようも無くなってしまった。
走れば調子が上向くかもしれない、と完走を目標に走ったが、逃げが決まって落ち着いた集団で走るのすらキツくなってしまった。
©Itaru Mitsui
集団から遅れて1周でレースを降りた。
こんなみっともない走りをしたことがあっただろうか…
こんなに楽しくないレースは初めてだった。
現地での応援、そして様々な差し入れありがとうございました!
良い走りをお見せできず申し訳ありません。
今は先ず、シーズン終盤戦でしっかり走るためにも、身体の不調の原因の追求と対策を優先しようと思います。
今日からトレーニングをしようと思ったのですが、負傷した左手の痛みが思ったより酷く、外で走るには少し辛い状況です。
できることをやりながら頑張ります。
それではまた。