まぁ、GW(ゴールデンウィーク)といっても、毎年僕には無縁なわけで、特に何も変わらぬ日常が通り過ぎるだけだったんだ。
だがしかし、今年は違った。
GWをくっきりと感じる5月初めとなった。
コロナ禍により"いつも通りでない"ゴールデンウィークを迎えた日本。
毎年ニュースになる道路交通情報が聞こえてこないのが不自然なくらいだ。
緊急事態宣言により外出自粛が呼びかけられ、観光地を始めとするこの時期に賑わうエリアは静まり返っていた様子。
本来なら、この時期のトレーニングはそういった観光地付近を避けてトレーニングに出かけるのが慣わしだったが、今年はその必要がない。
といってもほとんど家の中で過ごした今年はそれすら関係ない。
そして、ステイホームな日々だからこそ、チームとして取り組むイベントも開催された。
昨日5日のこどもの日には、小中学生を対象とした特別企画「ヒーローインタビュー」を実施。
この企画には堀さんと僕が参加。
応募してくれた子供たちの質問に答えさせてもらいました。
子供たちからの質問は完全に予測不能で、斜め上の観点…というか、思わぬところから不意打ちをくらうような質問ばかりでとても面白かったです。
僕が日頃あまり気にしていないような自転車のトレーニングに関する専門用語が飛び出してきたかと思えば、好きな動物を聞かれたり。
小学生の頃のことを聞かれて、久々に自分の小学生時代を振り返る機会ももらいました。
スピーカーを使ってトークしました。
今回の企画で子供たちにはなかなか新鮮な経験をさせてもらいました♪
応募してくれたみんな、ありがとうございました♪
そしてGW最終日の今日はZWIFTを使ったJプロツアーのチーム合同のレース「地域クラブ対抗マッチレース」が開催されました。
僕は普段、特に最近はよくZWIFTを使用してトレーニングを行なっていますが、レースに関しては普段は一切参加していません。
なんでかって、めっちゃキツいから。
その為ZWIFTレース慣れしているわけではありませんが、今回のレースは実際のレースに極力近づけたルールが設定され、ローリングスタート形式や、使用機材の統一、アイテムの使用の禁止などが適用されました。
機材に関して言えば、この日の為に結構頑張っていい機材を揃えていた僕はちょっとショックだったがな。
ロンドンステージを使った40kmのレース。
平坦から始まり、中盤から上りが含まれる結構ハード目なコース設定。
宇都宮ブリッツェンは参加チーム中最も人数の少ない3人出走。
なのにスタート直後、龍さんがトラブルで遅れて堀さんと2人だけに…。
ZWIFTレースでは圧倒的に集団が有利だ。
しかしそのセオリーに拘っていては、結局終盤の勝負所でしかレースは動かず、レース全体で見ると面白くはならない。
だから僕は無駄足承知で序盤にアタック的な動きをやってみた。
当然、それが逃げになるとかそう言うことはなかったが、どうやら集団の人数が少し減ったり、一列棒状で追いかけたりと、リアルレースさながらな展開を作ることができたようだ。
ただ、キツい。
上りに入ったら結構脚がきてる。
(勝手に)堀さんに勝負を託すようにして、僕も出来る限りトップグループで走った。
チャットアプリを使ってチームメイトとのやりとりは続けていたが、上りになって強度が上がると口数が減っていく。笑
終盤、ふと気を許した隙にトップグループが分断してしまった。
前には堀さんが残り、事実上その4人の決戦となった。
奇遇にもちょうど4チーム、1人ずつそのグループに選手を送り込んだ展開だった。
残された僕は4人で前を追ったが、微妙な牽制も入って追いつくことは無かった。
ここも意外とリアルだったり。
今回はアプリ内ではミートアップとしてメンバーを集め開催した為、通常のZWIFTレースとは少し異なっていた。
その為ゴール地点もくっきりしておらず、リザルトボードも表示されず、分かりにくい一面はあった。
とはいえ、走っている側としては十分すぎるほどレース強度を味わった。
平均心拍はなかなかの高さでしたぞ…
しかし固定自転車はやっぱり疲れる。
レースを終えて補給を済ませたらものすごい睡魔に襲われた。
室内トレーニング後は高確率で眠くなるのは僕だけじゃあ無いはず…
こんなステイホームなGWならではのイベントがあり、今年はGWを強く感じることになりました。
我慢の日々の中でも、少しでも楽しさをお届けできたかと思います。
さて。
最近見始めた過去作品が面白くてやめられないのでアニメ鑑賞再開します。
それではまた。