今期イチオシアニメ、リコリス・リコイルの最終話をタイムリー視聴した昨晩。
興奮冷めやまない状態が続いて寝るのが少し遅くなったオノデライダーです。
今日は初開催となるJCL高知宿毛市ロードレースでした。
このコース最大の特徴は、自動車専用道路を使用する点だろう。
大胆に自動車専用道路を閉鎖してコースにしてしまう宿毛市の熱量が凄い。
今日は暑かった。30度以上はあったな。
熱いレースはあっても、暑いレースはもう今シーズンは無いかな…って北海道が終わった段階で思っていた自分がいました。
普段は自動車専用道路なのでレース前に試走することができないことから、12km丸々一周ペーサーの先導で走った後、リアルスタートとなりました。
なかなか見れない光景。割と新しい道路のようで、綺麗で走りやすかったですね。
かと思えば、自動車道を降りると道の荒れた農道を走らせたりと、路面状況に気をつける必要のあるコース。
序盤はひたすらアタック合戦の繰り返し。
見通しが良く、割と流れるタイプのコースだった為、決定打がなかなか出来なかった。
今日チームとしては増田さんとアベタカさんを含む逃げを形成して逃げ切り勝負を挑みたいプラン。
写真でお気づきの方もいたかもしれないが、実は先週のトレーニング中、ハードラックとダンスっちまった(単独落車した)僕は、前日のミーティング時にあまり身体の状態が良くないことを伝えていた為、本プランには組み込まれていない。
できる限りを尽くして走りますと。
今日も力技で逃げに挑むアベタカさん。
序盤からほぼ全てのアタックに反応した後、ようやく決まった逃げにも一番脚を消耗した状態で乗っていった。
ようやく決まった逃げを容認した集団は約6周回を残したタイミングでペースが落ち着く。
逃げに乗せていないチームが追走の為に集団を牽引するが、逃げもなかなか強力なメンバーだった為か、差は縮まらない。
集団に残っているブリッツェンは、増田さん、堀さん、及川と僕。
皆でかたまって集団前方で展開する。
集団の牽引はなかなかまとまった動きが無く、ペースが不安定な状態が続き、やがてコントロールを行うチームがいなくなり、完全ストップするシーンもあった。
こんなこともあり、逃げとは最大2分ほどの差が出来て、逃げ切りの展開も見えてきた。
しかし、逃げグループでも駆け引きがあったのか、バラけはじめていた。
そんな中、アベタカさんがヤバいと情報が入り、アベタカさんでの勝負が難しいと判断した我々が、集団を引いて逃げを吸収しに行く展開になる。
最初は堀さんと及川に牽引を任せていたが、レース終盤で地味にハードなコースということもあり、他チームの協調もあまり得られずなかなかペースが上がらない。
残る周回が2周を切った。
引ける人数が減ったタイミングで増田塾長登場。
同じ思惑の阿曽選手と2人で最終ラップにかけて牽引。
みるみる差は縮まり、最終周の自動車専用道折り返し地点で逃げグループをキャッチ。
そのまま、その時点で一人で飛び出していた山本大喜選手を捕らえる為に増田さんが一人引き。
最後、追い込みでアベタカさんも牽引に加わり、集団は残り半周を残して一つになった。
ラスト1kmに向かう上りで小石選手のアタックがあり、僕はそれに反応。
かなり強力なペースアップで最後のスプリント勝負に挑める人数がかなり絞られたようだった。
しかし小石選手のアタックに番手で反応した僕は、その後先頭に押し出されてしまい、そのまま牽制状態になってしまう。
ラスト300m看板を前にVC福岡の渡邊選手がアタック。
それを僕が少し遅れて反応してストレートへ。
僕が渡邊選手に追いつくタイミングで横から孫崎選手がスプリント開始。
やられた!少し遅れて僕もスプリントを始めるがゴールまで距離が短い…
そのまま2位でフィニッシュ。
ここまでレースを組み立ててくれたチームメイトのために結果を残すことが出来なかった。
レース終盤のプラン変更により、暗黙の了解で僕を最後の勝負に使う為に増田さんが動き始めた時には流石に覚悟が決まったが、負傷していた僕は身体のあちこちに痛みがあり、正直なところ終盤にかけてかなりしんどかった。
でもやっぱり、レースの中でチームメイトが同じ目標に向かって頑張っている姿を見ると気合が入るものだ。
でもなぁ、これで怪我が無ければなぁ…
と考えると、ハードラックとダンスっちまった水曜日の僕を叱ってやりたくなる。
今日の表彰台は年齢が近しい3人。
ブルージャージもキープ。
初開催の宿毛市でのレースは、地元の熱量が凄かった印象。
市長は自身もレースなどに参加されるくらいの自転車好きと聞いており、情熱を持って開催してくれたのだなと感じました。
地元紙にも大きく今日のレースが告知されていたりしたこともあってか、観戦に訪れてくれた人も多かったですね。
ハイクオリティな配信があるとはいえ、やっぱりその場で見てくれる人が多いと走っていて楽しいものですよ。
配信、現地観戦で応援してくれた皆様、ありがとうございました!
ホテルまでの帰路は意識が高い増田さんと及川は自走で。
僕は車から2人を眺める役。
赤鉄橋に赤いジャージが映えますね。
さて、僕は大分のレースまで宇都宮には帰らない現地滞在組。
現地でトレーニングをしつつ大分のレースに備えます。
早く傷が癒えて欲しいところではありますね。
温泉に浸かりたいです。
それではまた。