そう、多分。
宇都宮じゃあなきゃこんなこともないだろう。
オリンピアに拉致られる。
そう。私、オノデライダーは、医師からの了承を得た上で、昨日から2週間ぶりとなる外での自転車トレーニングを再開したばかり。
昨日も一人で走って、今日も3時間ほどリハビリ走をしようと走っていた。
よく見える景色を楽しみながら走っていると、対向車線から見慣れたジャージが向かってくる。
見たところ増田さんのようだ。
目が良くなったので素早く認識できた。
これに関してはここ宇都宮では珍しくなく、チームメイトとはいつも手を上げて挨拶をしてやり過ごす。
が。
いつものようにすれ違った途端、
レイ!
と呼び止められた。
うわぁぁああぁ!
振り返るとUターンして増田さんが追っかけてきた。
うわぁぁああああぁ!!
そして増田さんに捕まった。
どうやらこの後西村さんと合流して一緒に走るそうだ。
そこで、一緒に来ないか?という提案だった。
「今日どれくらい乗る予定だった?」
と問われ、
「3時間くらい…」
「よし、じゃあ行こう!」
と、問答無用に拉致られたのである。笑
まぁ、僕としても、時間を乗るなら一人で走るより楽なこともあるし、なにより複数人で走った方が集中できて質が上がる。
半分ラッキー!と思いながら西村さんとの合流地点へ向かった。
んが、
え、はやい…
増田さんも西村さんも、僕が目ん玉改造してる間にも当然のように走っていた。
2週間のブランクがある人間を連れて走る強度じゃあないぜ!!
内心ヒーヒー言いながらも、二人のペースを崩さないように先頭交代を続けた。
結局、4時間弱のハイペーストレーニングとなった。トホホ…
これっぽっちも楽じゃなかった。
しかしまぁ、鈍った身体にいい刺激が入った。
感覚を取り戻すには良いトレーニングだったと思う。猛烈に脚パンであるが。
また、機会があれば素直に拉致られよう。←
場所は変わり、現自宅。
視力が回復したからと言って、ラノベやアニメ、スマホを長時間見ていては近視が再発してしまう恐れがある。
そこで対策として、近視回復トレーニングの一つである、遠近トレーニングを日常的に実践することにした。
近い物と遠い物を交互に見る作業だが、これには目標となるものが必要だ。
ちなみに近い物は自分の指。
しかし、部屋の中で一番距離を作れる場所(部屋の対角線上の天井の角)には真っ白な壁紙以外に何もない。
ということで、目安になるものを設置した。
ハイ…!
ハイ…!
ハイ!サイドチェストォ!!
ということで、街雄さんを設置しました。
これで、自分の指と街雄さんを交互に見る遠近トレーニングが可能となります。
それではまた。