今日はコーユーレンティアオートポリスロードレース2日目。
昨日とは違い、オートポリスショートトラック(3km)を30周する90kmのレース。
上りの距離が減るので、平地系の選手にも可能性があるコースということもあり、地元スパークルなどの動きも気になるところ。
出身地が熊本県の宮崎くん。
地元レースだし、勝ちに行く走りを意識してとチーム内で話が上がったが、何故か彼は頑なにこの僕が勝つと言い張っていた。
今日は早い時間からのレースで、試走時間なども無かった為、念入りにローラー台でアップをする。昨日の疲れもあり、身体の感覚を確かめる為にも重要な作業。
スタート前の召集のタイミングで急に土砂降りの雨…
結局この遠征中雨に打たれなかった日は無かった…
雨の中レースがスタートすると、昨日の今日で疲れもあるのか、イージーペースで展開。
雨はスタートして間もなく止み、むしろ晴れてきて時折蒸し暑くも感じた。
1度目のスプリントポイントまでは逃げの決定打なども無く集団一つで展開していく。
1度目のスプリントポイントで取り合いのペースアップがあり、これにより集団が大きく分断。
20名弱の先頭集団となり、チームからはアベタカさん、宮崎くん、僕の3人が乗った。
メンバー的にもこのままGOでも勝負できそうだったので、このまま先行を続ける。
アベタカさんと宮崎くんには積極的に脚を使うことの無いように伝え、先行を続けたいメンバーにペースメイクは任せるように走る。
短いインターバルで上りがあるため、意外と消耗する今回のコース。
集団内も疲労の色が見え始める。
終盤になり、後ろの集団から増田さんを含む有力選手達が合流。
ライアン選手、大喜選手らも含んでおり、手強い相手が揃ったことになる。
有力チームは複数人ずついる中で、我々も4人を前に揃えることができたのは大きかった。
ラスト10周を切ってからは、アタックや牽制の動きが目立つようになり、集団はバラけがちになる。
ラスト2周あたりで集団が割れ、増田さんのみが前に残る状態になってしまう。
そこで機転を効かせた宮崎くんが僕を含む少数集団を引き上げて前と合流。
再び集団を一つにして最終局面へ。
ファイナルラップは集団一つのまま牽制し合い。
増田さんがペースで先頭を引きながら最後の上りに差し掛かる。
最初に動いたのはキナンのトマ選手。
僕はそれに真っ先に反応して飛びつく。
最終コーナーで僕は先頭に押し出されるが、ゴールも見える距離。
ここまで来たら一か八かの先行スプリント!
勝てました。
2時間のショートレース。
目まぐるしい展開の中で、チームメイトが暗黙の了解で僕が有利な展開に導いてくれた。
昨日とは逆パターンで増田さんも後ろから合流してくれたこともあり、展開のバリエーションも増えたのが良かった。
両日ともにチームワークが上手く噛み合った素晴らしいレースが出来ました。
レース後は地元メディアの取材もあり。
昨年のいこいの道クリテリウムで優勝した際にもインタビューして下さった方で、僕との会話を覚えてくれていました。
宮崎くんのお知り合いの方々とも記念撮影。
僕のブログをいつも読んで下さっている方もいて嬉しかったですね♪
優勝賞金ゲッツです❗️
スプリント賞こそ取れなかったものの、3回あったスプリントポイント全てで小さいポイントを取り、ブルージャージもキープ。
今日も塾長と2人で記念撮影です。
いや〜このやり切った感があるのいいですね。
レース後半何度も攣りそうになる脚に、攣るな!攣るな!と言い聞かせて走っていたので、最後まで持って本当によかった…
帰りのフライトまでは余裕があったので、サーキット内でシャワーを済ませ、オートポリスを後にした我々は空港でブレイクタイム。
みんなでいきなりだんご!
そして宮崎くんに教えてもらった、ご当地B級グルメ?の「ちくわサラダ」を食す。
これはちくわにポテトサラダを詰めて揚げたもの。
最初これを聞いた時はえっ?と思ったが、いざ食べてみるとこれが美味いんだ!
今日は祝杯!ということで、飲みたい宮崎くんと僕だけビールを頂きました♪
ちくわサラダの他に、
熊本名物「太平燕(タイピーエン)」、馬肉コロッケ、唐揚げなどを及川、宮崎、僕の3人で出し合って頂きました♪
いやぁ〜大変満足であります!!
やはりレースでやり切ってこそ楽しめる美食!
これが細やかな幸せな瞬間でもあるのです♪
この2日間、沢山の応援ありがとうございました!
最高の結果でお応えすることができました。
最近暑すぎてトレーニングもままならない中で、どうなることやらと心配ではありましたが、これは皆んなも同じこと。
そんな中で結果に結びつけることができたのは大きな収穫でした。
それにしても疲れた。
さぁ。またレースは続くので気合入れていきましょう。
それではまた。