オノデライダー戦記

ヴィクトワール広島所属プロロードレーサー小野寺玲のブログ。いつまでも自分らしく輝きたい僕の日常や活動を発信していきます。

しみじみと、彼のようになりたいとオノデライダーは思う

 

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みんなが歓喜したアベタカさんの勝利。

 

 

 

昨日のこの勝利の喜びは、チーム内に留まらず、業界全体を歓喜させた。

 

会場やSNSで、多方面の人たちに祝福されるアベタカさんの姿は、それはとても喜ばしく幸せな光景だった。

 

 

 

これはいつもアベタカさんの走りを皆んなが評価しているから。

もちろん、それはチームメイトが一番よく知っている。

 

いつも誰かの勝利を陰で支え続けるアベタカさん。

僕なんてブリッツェンに来た最初の年から、アベタカさんにアシストしてもらっている。

おかげで数々の勝利を収めることができたが、この勝利の裏には必ずアベタカさんがいた。

 

そしてアベタカさんはいつも、自分のアシストした選手の勝利した背中を見て、後ろで大きく手を挙げるのだ。

 

 

たとえポディウムに上がらなくても、みんなアベタカさんの仕事はしっている。

そして他のチームからも、その走りは評価されている。

 

しかし、紙面や記事でスポットが当たるのは勝者なのがほとんど。

 

アシストに徹する選手の活躍はなかなか表向きになりにくい。

 

そんな選手が、突然勝負を任され、そしてそれを達成した。

 

だから、今回のアベタカさんの勝利には、普段アシストを受けているチームメイト全員が同じように喜んだのだ。

 

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僕もゴール直後に駆け寄り、その勝利を祝福する。

 

 

僕はそんな先輩の姿を見て、こんな選手になりたい、と強く思った。

 

 

ロードレースに欠かせないアシストという役職に徹し、いざ自分の勝負になったら外さない。

 

僕がまだ成すことのできていないことだ。

 

 

 

チームメイトにこんなにも素晴らしく、リスペクトできる人が沢山いるのはとても幸せな環境だ。

 

常に刺激的で、身近に目標にできる人がいる。

 

僕は最高の環境で走れているみたいだ。

 

 

 

 

 

 

 

なんだか今回は僕のレースレポートは必要ないくらいだ。

 

それだけに、カッコよく、素晴らしい勝利だった。

 

100km以上の距離を逃げ屋として逃げ、レース展開が逃げ勝負になった。

そして最後、強敵相手にスプリントで勝った!

 

アベタカさんカッコいい!!

 

もうこれで十分だ。

 

 

 

僕らはメイン集団で、ただ彼を信じて走ることしかできなかった。

そして僕は暑さによる不調に悩まされつつも、奮闘するチームメイトのことを思うと、なんとか踏みとどまることができた。

 

 

 

 

 

 

ロードレースに勝者は一人しかいない。

 

けれど、その一人の勝利をチーム全員で味わえるのもまた、ロードレースの良さなのだ。

 

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それではまた、とオノデライダーは小さく手をあげる。

あらためて、オノデライダーは暑さに弱いと自覚する

 

 

昨日の久々の長距離陸路移動から始まった広島遠征。

 

やはりハイエースバンのセカンドシートは過酷すぎた…。

 

 

 

 

 

Day1の今日は広島中央森林公園コースを5周回する60kmのショートステージ。

 

会場に着くなり、その暑さに言葉を失う。

 

実際、その時行われていた他カテゴリのレースを見ても、暑さのためか、見事にバラバラの展開になっていた。

 

テント内の温度計は目を背けたくなる温度を示し、ウォーミングアップもすぐに気持ち悪くなってまともにできやしない。

 

 

それでも、レースは始まる。

 

 

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僕はまだ先頭スタート特権を持っている。

しかしスタート後、ローリングスタートの指揮がまるでとれておらず、先頭にいるべき審判車に集団最後尾まで押し戻される案件が発生…

 

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ショートレースともあり、やはり展開は速い。

 

しかしヘビーな暑さのせいか、いつものようなハイペースは長くは続かず、殆どの場合が俗に言う三段坂の区間で動きが出ているようだった。

 

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序盤からチームメイトと共に先頭付近で常に動きを見ながら展開できていたが、上りでのアタックのチェックでペースを上げた際、身体の様子がおかしい事に気づく。

 

 

一度上がった呼吸がなかなか治らず、おまけに呼吸も浅くなり、一気に苦しくなった。

 

今すぐ心拍計やらジャージやらを脱ぎ捨てたくなったが、そうするわけにもいかないし、そうしたところで治るものでもなかった。

 

辛うじてメインには付いていけているが、余裕などこれっぽっちも無く。

 

幸いにもチームメイトが前の展開に乗ってくれたので後半は落ち着いた集団内でゴールまで辿り着くことができた。

 

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史上最高に苦しい60kmだった。

 

 

年々、たとえ大嫌いなこのコースでも、展開できるだけの力はつけてきているという自信はあったが、今日のレースでその自信を見失った。

 

こんなに苦しいのはおかしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでもまだリーダージャージは僕が着れるようで、気持ち悪くてぶっ倒れていた身体を奮い立たせて表彰台に乗った。

 

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どうしてもこれがしておきたくてね。

 

 

 

 

なぜこのポーズかって?

 

僕が初めて「オノデライダーポーズ」を披露したのがここ広島だったからだ。

 

あの時はピュアホワイトジャージ。

 

今年はプロリーダージャージで。

 

いつまで着れるか分からないから、今日は何としてもこのポーズが良かった。

 

 

バッチリ小森さんに撮ってもらえたので、もう思い残すことは無い…←

 

 

 

 

 

 

 

明日は距離が倍になるらしい。

コロスキカ。

 

 

ともあれレースはレース。

 

勝ちを狙うのが我々のやるべきこと。

 

 

死なない程度に頑張ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

それではまた。

鹿沼と共に

 

 

本日、鹿沼市総合体育館TKCいちごアリーナにて、鹿沼市宇都宮ブリッツェン マザータウン協定 締結式が行われました。

 

僕は鹿沼市ふるさと大使として、また、宇都宮ブリッツェンの選手として、今回の協定の架け橋的存在として、この式典に参加させて頂きました。

 

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我々ブリッツェンの選手が日頃からトレーニングの場として優れた環境が揃っている鹿沼市内を多く利用することから、今回の協定が結ばれることになりました。

 

 

今後、鹿沼市と相互協力をしながら、サイクルロードレース鹿沼市の活性化を目指した活動をしていきます。

 

 

こうして自分の地元が自分の所属チームのマザータウンとなり、より身近になるのは嬉しいことです。

 

鹿沼市民の皆様に僕らの存在を認知してもらうと同時に、この世界に興味を持ってもらい、近い将来には市内の市街地を利用したレース開催もできたらなと、勝手な野望も抱いています。

 

鹿沼市から、更に自転車を盛り上げていけるよう頑張ります!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ナント、今日の式典後には嬉しいサプライズもありました!

 

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先日の宇都宮クリテリウムの優勝により、大会3連覇を果たしたお祝いとして、それはもう立派な花束と、地元産の梨、地元のお店のお菓子を頂きました!

 

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ありがとうございます♪

 

 

僕が甘いもの好きだということを事前にサーチして下さっていたようで、地元の美味しいお菓子を用意して下さったようです♪

 

旬の梨は早速家族で頂きました!

幸水、美味しゅうございました♪

 

 

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そしてこちらのガトーバスク、かなり好みの味でございます!!

 

鹿沼市にあるおやつsirimiriというお店のもの。

 

ガトーバスクやスコーン、シフォンケーキもあるそうで。

 

今度ぜひお店に足を運んで食べに行きたい♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こうした式典などを通して、鹿沼市の方々から激励のお言葉を頂くたび、改めて沢山の方が応援してくれているのだなと強く感じます。

 

これからも熱い走りで、日頃の応援のお返しをしていければと思います。

 

今後とも応援よろしくお願い致します!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて。

明日は広島へ向けて早朝出発です。

バンクリーグには参加せず、僕は広島に直行します。

 

久々の10時間陸路の旅。

 

僕は機材車ハイエース組なので過酷な旅路になりそうです!笑

この為にクッションを新調しました。

 

 

 

 

 

それではまた。

やはり、オノデライダーは決め所で決めきれない

 

 

交流戦群馬大会2日目。

 

 

雲行きが心配ではあったが、スタート前からよく晴れていて、終始天候の変化は無かった。

 

審判からはスタート前、8周回以上過ぎた段階で雷が近くなった場合、その次の周でジャンを鳴らしレースを終了させることがあると知らされる。

 

つまりは、天候次第ではいつレースの決着がつくか分からないシークレット要素が加わることになる。

 

雷が鳴った途端にレースの決着がつくのだ。

 

こんなレースなかなか無い。

 

 

 

 

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今日もスタートからハイペース。

もはや慣れた。

 

 

逃げもなかなか決定打が出ず、逃げてはそれを追い、また逃げができてはそれを追う…

 

の繰り返し。

 

 

中盤に差し掛かる頃にようやく5名程の逃げが容認された。

 

そこにブリッツェンのメンバーは入っていない。

 

 

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我々は静かに集団のコントロールを始める。

 

だがしかし、今回に限っては逃げとのタイムギャップを開かせ過ぎると、雷が鳴った場合に勝負しようが無くなるというリスクが伴っていた為、ゆっくりとしたペースで引く時間はあまり無く、終始最大でも40秒ほどのタイムギャップに留めたコントロールだった。

 

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逃げのペースも少人数の為にそこまで速く無い為、一度つまりかけるとペースが落ちることもあった。

 

コントロールしている我々以外にとっては割と楽な展開だったのかもしれない。

 

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増田さん、アベタカさん、堀さんの3名が終始コントロール役を担った。

 

近づきすぎず、離されすぎず、慎重なコントロールが続く中、終盤に差し掛かる頃に動きが出る。

 

逃げとの差が終始近かったこともあり、他チームにとってはいつでもアタックできる体制が整っていたことになる。

我々もそれを警戒してはいたが、いざそれが始まると、コントロールで消耗していたメンバーにとっては酷な話である。

 

コントロールに加わらなかったメンバーを中心にチェックに回ったが、僕自身もかなりキツい感触。

 

譲さん、西村さん、僕の3人を中心に勝負していくプランだったが、ドンパチが始まるとそれどころじゃなくなり、反応できる人が反応していくしか無かった。

 

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正直、今日の身体は微妙な感触で、最後まではキツいかもしれないとチームメイトには伝えていた。

 

しかしこの混戦の中でアタックのチェックをしていたら自然と勝負する集団に残っていた。

 

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いや、めちゃキツいんだけれどね。

 

最終盤、勝負できる位置にいたのは、増田さん、譲さん、西村さん、僕の4人。

 

増田さんは不調明けにも関わらず流石の強さだ。

 

若干名の先行を追いながらラスト周へ。

 

これはラストの上りを前に吸収されて集団は一つで最後の上りセクションへ。

 

マトリックスのキンテロ選手の強力なアタック。

 

その前にアタックに反応していた増田さんは間に合わなかった。

 

その後ろにいた僕が行くしかないのだが、かなりキツい!

行くべきなのだろうが腰が上がらない。

 

そんな弱気な僕に増田さんが声を上げる。

 

 

 

「レイ、死ぬ気でついてけ!!」

 

 

 

 

その一喝で僕は踏み直し、なんとか上り頂上までに追いつけた。

 

しかしキレが悪かったせいで頂上までに10名程の小集団になってしまった。

 

先頭にいたキンテロ選手もこれを見て一度踏みやめていた。

 

 

そこからアタックがかかった際に西村さんが先頭に立ちそれを吸収し、さらには牽制でスローダウンするのを恐れて引き続けてくれました。

 

森の中の大きな左ターンを僕は4番手で走る。

 

コーナーの出口で蛍光色のジャージが右手から勢いよく飛び出すのが分かったのだが、その瞬間に左サイドにいた僕は瞬時に飛びつくことができず。

 

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埋もれながら4位に食い込むのが精一杯だった。

 

最後の上りで文字通り死ぬ気でついていった際、すでに僕の脚は終わっていた。

 

 

データを見返しても、最後にまともなスプリントのパワーを出せていない。

 

 

 

 

ロードレースで勝ちたいと言っておきながら、自分の力で決めるべきところで決めきれない弱さが露呈してしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日のレースは不確定要素もあり、いつも以上に難しいレースだった。

 

チームでコントロールしたことも、こうなってしまえばただの引き損だ。

 

考え直しても良い打開策がすぐに思いつかない。

ロードレースは難しいのだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

一応、まだ僕はリーダージャージを着れるらしい。

総合リーダーの器ではないので、このジャージは僕にとって少し重く感じる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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家に帰ると甘いケーキが待っていた。

 

レース後の甘いものは欠かせない。

ありがたや。

 

 

 

明日は休む。

 

あんなにも嫌いなコースをこれだけ走ったのだ。これくらいの休息はもらってもバチは当たらんだろう。

 

 

 

嫌いなコース2連戦。次週は広島。

 

 

なんか考えただけで脚が重くなってきたぞ。

 

 

 

 

 

 

 

それではまた。

ついてない日

 

交流戦群馬大会。

 

交流戦とは読んで字の如く、僕らの走るPカテゴリと、Eカテゴリの選手が混走するレース。

 

 

いつもと違う要素はエリートカテゴリの選手が加わることで大人数でのレースとなること。

 

今回はその要素が、思わぬところでマイナスファクターとなってしまった。

 

 

今日は初めてプロリーダージャージを身に纏って出走したレース。

 

レースは概ね予想通り、序盤からハイペースな展開となりました。

 

ところが、たしか3周目の下りセクションで、ラインのセレクトミスで路面の穴を踏んでしまった。

 

その影響でリアタイヤをパンクさせてしまい、やむを得ずスローダウンして集団の後ろを走るニュートラルサービスカーを待った。

(ニュートラルサービスカーとは、チーム関係なく平等に機材トラブルがあった選手を手助けする車。)

 

いつもなら集団の最後尾に下がれば車が見えて、手を挙げてパンクのことを伝えるのだが、やたら長く伸びた集団の最後尾に来ても車が来る気配すら無い…。

 

これはまずい、とペシャンコになったタイヤを引き摺りながら集団の見える位置で必死に走る。

 

が、速度が上がるほどにパンクしたタイヤはよれて暴れてコントロールが効かない。

 

他の選手を巻き込むわけにもいかないので、出来る限り独走で安全マージンを取りながら踏み続ける。

 

しかし速度が出ない為、集団からはみるみる離されて行き、結局ほぼ一周をパンクした状態で走り、チームピットでホイール交換をすることになりました。

 

ニュートラルサービスカーはその頃にようやく僕のことを抜き去っていった。

どうやら序盤の数周でドロップした選手が多くいた為、なかなかメイン集団後方に位置できなかったようだ。

 

 

 

 

再スタート時、周りにいたスタッフからは集団は落ち着いているから焦るな、とも言われたが、この時点で下りに入っている集団とはかなり差がついており、なおかつ逃げが決まらず落ち着かない展開だったようだ。

 

その為、ホイール交換後に近くにいたドロップした選手達に声をかけて前を必死に追ってはみたが、その差は絶望的に広がっていく一方。

 

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僕に単独で集団より速いラップを刻める脚など無く、その差が3分になった時、監督からも無線で明日のためにリラックスして走れと告げられる。

 

 

 

 

 

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悔しいものだ。僕はまだレースをしていない。

 

今回のパンクは僕のミスが原因だが、ニュートラルサービスをいつものようにすぐに受けられなかったのは痛い。

 

狭いサーキットコースで大人数を走らせるとこのようなことが起こるのだと痛感した。

 

 

 

 

ドロップしてきた選手達をキャッチしながら無理ないペースで周回を重ねたが、半分の距離を消化するところでタイムアウトとなった。

 

これと時を同じくして雨や雷が激化し、レース自体も中断との判断が下される。

 

 

その後、30分ほどの中断時間があり、この後のレース再開可否が議論されたようだが、雷が収まる様子がみられないことから、安全を考慮してレースキャンセルとなりました。

 

 

 

うむ。

別にチームとしては僕で総合順位を狙っているわけではないので関係ないが、リーダージャージを着ていながらレースをできずに降りた身としてはありがたい天気だった。

 

これにより中断時点で走っていた選手に完走ポイントとスプリントポイントのみが加算され、総合順位はほぼ変動無し。

 

レースをしていたみんなも僕とほぼ同じ距離しか走っていないと思うとなぜかホッとした。

 

 

いやだって、こんなレースでリーダージャージを着納めってなんかものすごく残念な気分になるじゃあないですか。

 

天気がこの状況を見て空気を読んでくれたのか、天の神様の慈悲なのか。

 

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一足先に着替えた僕はこの表情である。

 

 

 

 

しかし明日の予報も今日と同様か、雨に関して言えば今日より酷いようだ。

 

どうなることやら…

 

 

まずは安全第一で。

 

頑張りましょう。

 

 

それではまた。

そしてまた、群馬にいる

 

 

昨日観に行った

 

劇場版Fate/stay night HF Ⅲ spring song

 

がとても良かった。

 

 

春に上映予定だった作品が延期され、今月公開となったのだが、これはぜひとも春に見たかったな…

 

最初から最後まで、圧倒され、感動した。

 

ネタバレ要素を書くのは不本意なので具体的なコメントはしないが、今回の作品は劇場版アニメ映画の完成形と言えるなと僕は思う。

 

これまでも数々の劇場版アニメ作品を見てきたが、今回のお腹いっぱい満足度は過去1番を争うレベルだ。

 

 

 

この作品は三つの作品で構成されている3部作で、このうち前半2作品は劇場で観れていない。

 

今回が劇場で観る初めてのFateだったわけだが、なんだこれは、とても感激した。

 

これこそ劇場で観るに相応しい、というより劇場で観るべき作品なのだと思った。

 

迫力の作画と音響、キャラの表情表現、声優さんの演技、主題歌のマッチング…

 

その他全ての要素においてお腹いっぱい大満足。

 

原作ゲームはプレイしておらず、完全にアニメのみで辿ってきた作品であるが故に、この結末を何も知らずに観ていた。

だからこそ味わえたクライマックスの感動もあったはず。

 

そして原作を知る人からも絶賛の声が上がっていることから、間違い無く名作なのだと確信できる。

 

 

そして僕は心の中で叫ぶ。

 

 

 

 

イリヤーーー!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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この日の入場者特典はシロー!

この入場者特典は2種類あって、二つ揃うことで一つの絵が完成する。片側は桜のようだ。つまりもう一度行けと?いや行きたい。が、これは多分第1週の特典だからもう間に合わない… 誰か…ダブらせたりしてませんかね?

 

 

 

そんな素晴らしい作品の余韻に浸っていたいのだが、僕は今群馬にいる。

 

 

 

群馬にいる?

 

 

 

 

何故だ…

 

 

 

 

そうだ。明日はレースだ。

 

実は初参戦の交流戦

 

それは良いのだ。

 

 

だが群馬だ。

 

 

しかも雨が降りそうだって?

 

 

また痒い!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

おかしいな、先月のレースで一生分走り終えたはずなのだが。

 

しかし今年の数少ないレースの一つ。

 

嫌いだからといって出ないわけにもいくまい。

 

 

 

 

オノデライダー、がんばります。

 

 

 

 

それではまた。

もう逃げ場は無い

 

 

暑い。

 

 

全国各地で40度クラスの暑さが続く今週。

 

暑さに順応とか我慢とか言っている場合では無い。

 

もはや命の危険である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宇都宮でのレース翌日は、山の日ということもあり、バイクで日光へ出かけた。

 

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涼しさを求めて上ってきたが、日光ですら暑く感じる。

 

もはや逃げ場などないのか…

 

それでも、暑い中ヒーヒーいって自転車を漕ぐのと比べれば、フルフェイスヘルメットの暑さと股下のエンジンからの熱気はまだマシに思える。

 

とにかくスイスイと峠道を駆け上がれるのは快感だ。

なぜ自転車で上ろうと思うのか疑問でならない←

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空冷式でかつ熱に弱い僕はこの暑さではまともに走れない。

 

吸気温度が高くなって呼吸困難になる。

 

 

だからこの時期、朝型の僕がやれることは朝早くに練習に出かけること。

 

いつもは大体6時に起きて、9時を目安に出かけているが、昨日は少し早起きをして6時に出かけてみた。

 

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いやしかし。

 

既に暑い。

 

日が出てからでは遅いとでも言うのか…

 

 

 

朝は見慣れた風景がいつもと少し違って見えたりもするから好きだけれど、こんなに暑いんじゃ話にならない。

 

だからといって日の出前に出かけるほどのモチベーションは湧かない。

 

 

 

こんな時こそ、ZWIFTなどを活用すべきなのだろう。

 

熱中症になってしばらくダウンするより、数百倍マシである。

 

今週末は何もないし、宇都宮ロードレースから微妙に身体も重いので、今週はリカバリーウィークと勝手に設定することにした。

 

涼しいうちに走り、もしくは涼しくした室内でトレーニングし、後は暑さを避けて身体を休める。

 

ここ数年の経験上、僕の身体はこの暑い時期に無理して頑張ってもパフォーマンスは上がらないと感じている。

 

 

ならばここは我慢して、後半戦に照準を合わせるとしよう。

 

 

 

 

 

本当にヤバい暑さなので、皆さんも気をつけてくださいね。

 

 

 

それではまた。