オノデライダー戦記

ヴィクトワール広島所属プロロードレーサー小野寺玲のブログ。いつまでも自分らしく輝きたい僕の日常や活動を発信していきます。

ツールド北海道Stage.1

 

 

参った…

 

ここ最近は自分の身体は割と調子が良く?来れていましたが、今日の第1ステージはキツいのなんの。

早くも身体はボロボロで、明日が思いやられます…

 

 

 

 

 

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第1ステージの今日は、札幌郊外をスタートして、朝里峠、毛無峠、当丸峠と3つの山岳を越えて、アベタカさんの故郷、神恵内村を通過して共和町にゴールする171kmのレース。

 

初日からヘビーなコースだ。

 

 

 

 

このコースは到着した日とレース前日に最初と最後の峠を試走していたので、ある程度の難易度は把握していた。

 

北海道の峠は平均勾配は緩めだがダラダラと長く続くイメージ。

単体では攻略そのものはなんてこと無いのだが、レーススピードで、更に距離を走った後にくるそれは別物の厳しさがあった。

 

 

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ステージレース中は朝食が唯一の楽しみ。

バリエーションが豊富だと幸せ。

 


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僕らが普段目にしないスタッフの仕事ぶりも、阪本カメラマンの写真を通して知ることができる。
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ステージレースともなればスタッフ陣の仕事量は凄まじい。

僕も以前、ステージレースを途中でリタイアした時に帯同したことがあるが、かなり忙しい現場だった。

 

 


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スタート前は身体を動かすルーティンがある。


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監督から風向きの予報などを説明される。

風向きをあらかじめ知っておくことも、勝負をするなら大切な要素だ。

 


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急遽参加しないチームがあったり、欠員があったり、海外招待チームが少ないこともあり、知る中では一番小さい集団でスタート。

 

 


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2度目の毛無峠で集団が割れ、上りに強い選手が前に残る形となった。

僕も上り序盤で遅れを取ったが、その後少人数で前に合流。

ここにはチームからは増田さんと僕だけ。

 

最大20名ほどの大きな先頭集団となった。


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しかし、2度峠を越え、ローテをしながらアップダウンを延々と走る過程で思った以上に自分が疲弊しているのを感じていた。

 

 

途中、ホットスポットで流れで2着入りしてボーナスタイムを獲得したが、最後の当丸峠で遅れてしまってその意味は無くなった。

 

その最後の当丸峠で増田さんを前に取り残して遅れてしまった僕は、一緒に上った2人と前を目指すも、皆脚が残っておらず思うようにペースが上がらない。

 

前方の見える位置にはもう選手はおらず、後ろから来ている集団に合流することにしてペースを落とした。

 

 

 

後ろから合流した集団は思っていたより小さく、小集団でゴールを目指すことになった。

脚がいっぱいだったので、できれば他力本願で連れてってもらいたかったのだが、人数が少なくそうはいかなかった…


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11位でフィニッシュ。


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この顔が物語っている。

 

 

 

 

 

こんなにキツくてしんどくて身体がボロボロになったのは久々な気がする。

まてまて、これステージレースの第1ステージだぞ…

 

 

身体がボロボロで明日は自信は無いが、やるべきことをやるだけ。

精一杯頑張ってきます!

 

 

 

レースの中継はありませんが、引き続き応援よろしくお願いいたします!!

 

 

それではまた。

北海道に来たよ!

 

久々のツールド北海道出場の為、北海道に来ています!

 

僕にとっては去年の12月に一人旅をして以来の北海道です♪

 

 

 

 

 

 

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始発バスで宇都宮に集合。

今回は阪本カメラマンが朝から帯同していたので、普段あまり明かされない移動中の様子があったりします。

 

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新幹線ではヤ○オクで日課の車の部品漁りをしてました。

 


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東京モノレールからの景色は好きなんですよね。

 

 

 


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飛行機ではダウンロードしておいた今期のアニメを観ていましたが、偶然にも北海道が舞台の回だったり。

ブリッツェン入りした時くらいに中古で買って長年連れ添ったiPad miniもそろそろくたびれ気味…

 

 


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そして、北海道へ飛ぶ時には必ずと言っていいほど聞いている「雲の向こう、約束の場所」のサントラを聞いたりして過ごしました。

この作品は新海誠監督作品の中でもかなり好きで、北海道に来る度に観たくなるんですよね…おススメです!!

 

 

 

 

 

 

 

そうこうしているとあっという間に北海道!

暑いけど空気が澄んでいる!

 

 

 

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コンビニ弁当片手にドヤる僕。

今日は移動時間の都合で昼食はコンビニでさくっと。


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新千歳空港から車で1時間半くらい。

第1ステージのコースの途中で陸路組と合流。


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試走を兼ねて身体をほぐすライドへ。

 

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第1ステージ最後の峠から走りましたが、やはり北海道はダイナミックな景色!


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海岸線は風がとても強かったけれど、壮大な景色と、普段とは違うスケール感に圧倒されながら久々の北海道ライドを楽しみました。

 

 

 

 

 

明日、調整日を挟んで明後日から3日間のステージレースが始まります。

 

ツールド北海道は出場回数も少ない上、あまり良い実績が無いので、今回は手応えを感じて帰りたいところ。

 

ここまで調子を落とさず来れていると信じてレースを走ってきます!

 

 

 

 

それではまた。

とってもキツイ誕生日

 

 

今日は初開催となったキナン古座川ロードレース

 

1周41kmと、これまでにないスケールの周回コースを3周するレース。

 

日本では10km前後の周回コースが多い中、これほどのコースを作ったのは凄いことだ。

 

チャレンジングな試みは大歓迎なのだが、ここには難点がありました。

 

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コース唯一にして最大の難所、約3キロの上り区間とその後の下り区間

 

見事に

 

試走時は雨が降っていたこともあり、上りでは普通に座って漕いでるだけでもズルズルとスリップするほど。

 

堀さんが試走時にその路面の犠牲となりました…

 

そんな路面を今度は下るのだから、下り区間は生きた心地がしなかった。

ウルトラセーフティーモードで下ったのでなんともありませんでしたが、気を抜いたら一瞬で足を掬われる路面でガチレースをすることを考えたら…

 

 

 

 

 

 

1日、宿近くの串本町周辺を走る調整日を挟んで迎えた今日。

 

 

 

昨夜雨が降ったようで、晴れてはいるものの、コースの路面状況に不安を抱えながら挑むことになった。

 

それでも、主催関係者の皆さんの尽力もあったようで、朝から薬剤散布や苔の焼却処理などしてくれたようです。

 

 

 

 

 

 

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今回のホテルはリゾートホテルのようなところで、朝夕の食事は僕的に点数が高かった。

朝ご飯大好きな僕にとっては朝ご飯の質はとても大切。

ただ一つ、オープンが7時なのはちょっと減点。

 

 

 

 

 

今日のスタート地点には大きな一枚岩があります。

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とっても大きいです。

 

 

 

 

 

 


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ステージでは増田さんが僕が今日誕生日であることを紹介してくれました。

そうそう、今日誕生日なんですよ僕。

ハッピーバースデートゥミー。

 


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しかし、コースへの不安が強すぎてそれどころでは無かった僕。

生きて帰ってこれるのか…ただそれだけが心配でした。

 

 

 


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レースがスタートすると、上りまで約13kmほどあるので、先手を打とうとする選手のアタックが始まる。

 

しかし有力な決定打は出ず、アベタカさん1人が少し先行する形で上り区間に入る。

 

上りに入るとチーム右京勢が先頭に立ってペースメイク。

これはきつい!!

 

やはりそう来たか、といった展開でしたが、そうとなれば食らい付くしか無い。

 

頑張ってはみたが、やはり後半になってキツくなってきた。

 

右京の外人選手を先頭に、数名がパラパラとバラけながら上りをクリアして下りへ。

 

僕は何秒遅れか分からないが、有力選手が数名いるグループで上りをクリアできたので、ここからはウルトラセーフティモードで下る。

 

転けてタイムを大きく失うより、多少安全マージンを取って失うタイム差を最小限にする方が吉だろう。

 

実際、思う事は皆同じようで、ほぼ息を揃えて下った。

 

 

 

 


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僕は先行する数名を追う追走グループで常に展開。

最初の下りでは増田さんと合流できたので、平坦区間では前を追うことに尽力。

 

しかし、タイム差を詰めて迎えた2回目の上りでは僕は完全に増田さんから遅れを取ってしまう。

増田さんは先頭グループに合流できたようだったが、僕はそこには届かず…

 

そこからは上りでは極力セカンドグループの有力選手と一緒に上り、下りから平坦区間では意思のある人たちでローテーションをして前を目指す。

 

2周目完了時から上りに入るまでに、タイム差をかなり縮めることはできたのだがギリギリ届かず3度目の上りへ。

 

最後の上りではマンセボ選手とホセ選手と共にクリアし、そのまま3人で下り、平坦でローテをしながらゴールを目指す。

 

 

 

前からドロップした石橋選手をキャッチして4人でラストへ。

 

優勝争いで無いにしろ、できる限り上位を目指したい。

 

残り1kmを切ってからは各選手の動きをよく見ながらスプリント開始。


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グループのトップは取れてこれが6位。

 

僕の実力の現在地はここか…

 

 

 

 

増田さんは単騎で不利な戦況の中2位!

流石の塾長だ。

 

 

 

 

 

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ゴール後は暑さと疲労感でたまらず古座川へダイブ!!

キンキンに冷えた川を期待したが、少しぬるい水温でした。

 

 


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筋肉的な疲労はもちろんだが、常に下り区間では気を張っていたので、いつも以上に精神的な疲労もある気がする…

 


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スプリントポイントは取れなかったが、ジャージはキープ。

増田さんとこうして並んで立つのも何度目だろうか。

 

 

 

 

バースデーウィンなど、そう簡単にできるものでは無いが、せっかくならしてみたかったり…

 

まぁ、無傷で誕生日レースを終えられて一安心だ。

 

 

 

 


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今日は時間的な都合で、宇都宮までは帰らず静岡で一泊する。

 

帰路の途中で寄ったコンビニで見つけたカヌレを食べた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は朝から各方面でお祝いのメッセージを頂きました!

 

レース日ということもあり、全てにお返事はできていませんが、頂いたメッセージを読み、嬉しくなっております♪

 

オノデライダー27歳!!

 

まだ上を目指せるかな!

この一年も頑張りますヨ!!

 

 

いつも沢山の応援ありがとうございます!

また一つ歳を重ねたオノデライダーの応援も引き続きよろしくお願いいたします!!

 

 

 

 

 

 

 

 

とっても疲れたので今日はこの辺で!

それではまた!

こんな勝ち方もたまには…

 

2日目の今日は

シマノ鈴鹿ロードレースクラシック

 

シマノ鈴鹿ロードレースの全日程の最終プログラムのレースに出走。

 

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朝方は雨がパラついたりしていたものの、会場入りすると蒸し暑く、昼頃には晴れて更に暑さが増してきた今日。

 

スポンサー&サプライヤー企業様への挨拶回りなどをしながら過ごし、レースが近づくと少しずつ身体を起こし始める。


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熟知したコースも改めて復習してレースに備える。



 

 

 

鈴鹿サーキット5.8kmのコースを10周回するスプリントレース。

 

何度か出場経験があるが、その時次第で展開は様々だ。

 

ゴールに向かうホームストレートは上り基調。

集団スプリントに挑んだこともあるが、優勝経験は無い。

 

チームプランは完全フリー。

チームメイト同士で潰し合うような事が無いようにだけ気をつけて走る事になっていた。

 

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招待チームは別場所からコースイン。

このレースもプロ選手と一般選手が混走する。

JCF規定のレースでもあり、着順で全日本選手権出場枠も獲得できる為、出場資格を取りに来る選手もいるようだ。


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久々にこの人数でレースを走る。

賑やかでちょっと楽しい。


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160名オーバー?の人数でスタート。

普段JCLでは60人ほどで走っているということもあり、こう見ると圧巻だ。


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大集団でレースがスタート。

サーキットということもあり、序盤からハイスピードで展開する。

 

逃げたい選手、集団スプリントに持ち込みたいチームなどなど…

 

様々な思惑が交差しながらレースは進む。

 

全体的に流れるコースなので、なかなか逃げは決まらない。

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僕はといえば、前半は集団の前方で落ち着いて走りました。


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チームメイト達は積極的にアタックを仕掛けたり、逃げにトライしたりと、ノープランなだけあってみんな自由にバチバチ

 

僕も途中、逃げの動きに便乗してみたりしたが、メンバーと脚が揃わず不発になったり…

 

身体はよく動いたので、最後スプリントになれば挑むつもりで走る。

近くで走るアベタカさんともコンタクトを取り、終盤にかけてなるだけチームメイトと近くで走るようにした。

 

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増田さんも最終盤まで逃げにトライしていたが、まとめたいチームの動きなどで集団は一つになってファイナルラップ

 

愛三トレインに対抗するのはアベタカさんと僕の二人だけ。

 

枚数的にこのままだとアベタカさんが持たない…!

と思った時に堀さん登場!

デグナーあたりからS字カーブあたりまで、愛三トレインと張り合いながらリードアウトしてくれました。

 

そこから第二、第一コーナーにかけてアベタカさんを先頭に加速。

 

ストレートに入ったところでアベタカさんの後ろから僕はスプリントを開始。

 

本当はスプリンターの貝原を連れてもがきたかったのだが、この時はぐれていたので、このまま行くしか無いと判断。

 

ゴールまでの距離、上りスプリント…

 

多分僕の番手の選手のいい発射台になっちゃうんだろうな…

と思いながらもありったけのスプリント。

 

もがきながら下を確認していたが、思ったより捲られない…?

 

 

お、おぉ?

 

 

ゴール直前でレイモンド・クレダー選手が強烈なスピードで上がってきた。


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え、どっち!??

 

レダー選手は僕を指差してくれたが、確信が持てない…

 

だからポーズも何もできず、ずっと「?」のままピットに向かう。

 

色んな人がおめでとうと言ってくれるが、え、本当に僕が勝ったの!?って感じ。

 

 

 

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ようやく表彰の召集で着順を確認。勝ったみたいだ!(ちゃっかりオグリキャップ)

 


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デッカいトロフィーもゲット!

重い!笑


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シャンパンファイト!

(中身はスパークリングアップルジュース)

美味い!!

 

 


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二日間共に楽しんだチームメイト達と!

 

楽しんで、オマケに勝って、楽しい2日間になりました!

 

ポーズは出来なかったけれど、たまにはこんな勝ち方もアリかな。

 

暑い中、2日間応援ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

明日はちょっとした夏休みを楽しもうと思います♪

 

 

それではまた。

楽しかったTTT

 

 

久々の鈴鹿サーキット

 

今日からシマノ鈴鹿ロードレースです!

 

実に3年ぶり?となるこの大会ですが、僕が何より楽しみなのは、初日にあるチームタイムトライアル(TTT)なんですよね。

 

日本国内レースでは滅多に走る機会の無いTTTですから、この大会は貴重な機会なんですよ。

 

なのでシマノ鈴鹿ロードレースに来る時は、2日目のクラシックより、初日のTTTにモチベーションを上げて挑んでおります。

 

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僕は今年初めてTTを走るので、久々のTT用装備に少し苦戦…


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朝宇都宮を出て、到着してすぐに出走だった為、急ピッチで走る準備をしました。




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ウォームアップもあまり時間を費やせず…

十分にアップできてないから、最初は抑えめで行こう!とチームの総意で決まった。

 

 

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いよいよ出走。並びはほんの少しの時間の相談で、

増田→阿部→小野寺→宮崎

に決定。

スタート直後に先頭を引くのは経験値豊富な増田さんが務める。


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今シーズン初のTTバイクでのレースということもあり、実はスタート前は結構不安だった僕です。

 

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いざスタートすると、増田さんの良いペースメイクで軌道に乗っていく。

 

レースは鈴鹿フルコースの逆周回を4周回。

 

コースはグランツーリスモで走り込んでるから頭に完璧に入っている。

 

身体も思いの外よく動いてくれたので、ペースメイクしながら走る。

 

 

徐々に楽しくなってきた。


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高校生の時に経験したトラック競技でもチームパーシュートが1番好きだった僕。

その後プロ選手として走る中でも、これまで走ったTTTはどれも楽しかった。


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TTバイクはカッコいいし、チームメイトと一緒にカッコいいバイクで高いアベレージスピードで駆け抜けるのはなかなかカッコいいものではないだろうか。


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鈴鹿ロードレースでは10秒間隔でホビー、実業団、プロ選手が混走します。

 

なのでスタートから常に追い越しが発生するのですが、プロチームの前にはバイクが先行して走ってくれて、常に道を空けてくれていたので走りやすかった。


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最終盤まで4人揃ってペースをキープできた。

安全に気をつけて楽しく行こう!

とスタート前にみんなで言っていたが、走るうちに皆スイッチが入ったのだろう。

 

ほぼ最初から最後までガチモードだった。

 

 

 

無線も何も無いので状況は分からなかったが、ホームストレートで僅かに聞こえる場内アナウンスのリアクションを聞くかぎり、いいタイムで走ってるんだろうな…ということは分かった。

 

後から監督に聞くと、ラップタイムは4周通して少しずつ更新していたようだ。

 

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やりきった僕ら。

メーター上ではアベレージスピードは51キロ超え。

 

アナウンスの情報で、勝った事がなんとなく分かった。


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レースを振り返りながらクールダウン。

キツかったけど楽しかった!と言えるのは良いことだ。

 

ここで、我々が過去に残したレコードタイムを大幅更新したことも知らされた。

ライバルチームこそ少なかったものの、タイムで頑張りを証明できたのは嬉しい。

 

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久々のシマノ鈴鹿の表彰台。


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初参戦の宮崎くんもご満悦です。

 


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チームタイムトライアルで勝つと嬉しいし楽しいし良いなぁ。

 

 

 

 

 


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今日のご褒美に、立ち寄ったコンビニで見つけたカヌレを。

 

ここ最近、カヌレブームで色々な場所で気軽に食べられるようになったのは嬉しいけれど…

 

 

 

 

僕のカヌレの方が美味いな!!

 

 

 

 

 

 

明日のレースも楽しみます♪

 

それではまた。

京都に行ってきたよ

 

 

昨夜のバンクリーグ決勝ラウンド、楽しんで頂けたでしょうか。

 

東地区予選、西地区予選を勝ち抜いた4チームによる対戦。

 

 

我々宇都宮ブリッツェンは2位!

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各選手の都合もあり、今回の編成メンバー5人と少なくバンク向きでは無かったのですが…

それでも、バンク慣れしているスプリンターチームのスパークルには勝てなかったものの、キナンとレバンテにはロードレース的な走りで勝つことが出来ました。

 

 

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試走。流石京都、蒸し暑い。

久々にカケオロシしたら疲れました。

 

 


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1戦目は1番人気のスパークルとの対戦。
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巧みなバンク捌きで隙がない。f:id:onoderider:20220815091730j:image

それでも、貝原と僕の連携で1点をもぎ取りました…!

 

 



続く2戦目はキナンとの対戦。

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メンバー構成的には似ているチーム同士の対決。


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チームメイトが点を重ね、最後の1点は単独逃げで取りに行ったぞ!

 

 

 


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レース時間は短いものの、蒸し暑いし高強度でキツイ…

 

 


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最後の対戦はレバンテ富士と。

 

前回のレースのこともあってか、僕の逃げを警戒しているようにも見えた。

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その隙をついて宮崎くんが飛び出して点を獲得!

さらに終盤、貝原も飛び出して最後の点を取り勝利!

 

 

 

 

 

 

 

結果、3レース中2レースを勝ち、堂々の2位獲得!


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上出来でしょう!!

 


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このお盆の真っ最中に、暑い中応援に駆けつけて下さった皆様、ありがとうございました❗️

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜ここから京都観光編〜

 

 

 

お盆の渋滞を警戒して、バンクリーグ前日に京都入りしていた我々。

 

その日の夕方に到着してからはフリータイムだったのだが、特にすることもなくホテルの部屋でアニメを楽しんでいた。

 

ふと思う。

 

あれ、せっかく京都まで来ているのに、このままだとホテルでアニメ見て、バンク走って帰るだけになっちゃうじゃん。

 

 

そう思った僕は周辺を散策することにした。

 

 

マップを開いてしばらく周辺を調べていると…

 

お、近くに伏見稲荷大社なるものがあるではないか!

かの千本鳥居で有名な場所だ。

 

そしてこの場所といえば俺ガイルのワンシーンにも登場していたではないか!

 

おお、聖地巡礼じゃん。行くしか!!

 

 

 

 

ホテルから歩いて数十分。

 

おぉ…!

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夜の境内は独特の雰囲気があり、なんだかワクワクした。


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これは立派。ここは狐が祀られているようですね。


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人気の少ない薄暗い境内から千本鳥居へ歩いていくと、その雰囲気から少し前にやっていた「四つ目神」というノベルゲームを思い出す。

そういえば四ツ目神にも狐の面を被ったキャラが出てきたな…



 

千本鳥居は稲荷山を上る登山路として続いており、山頂まで行って一周しようとすれば軽く1時間超えのコースだと事前に調べて知っていた。

 

レース前だし、途中で引き返すか…と考えていたが、いざ歩き始めるとワクワクの方が勝り…

 

登山路の途中に「山頂まであと〇〇分」という看板を見ると、よし、その時間以内に上ってやる!と謎の闘争心が沸き立ってくる性分。

 

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序盤はアップダウンを繰り返して上っていく。


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眼力?

 

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山の中腹辺りで開けている場所からは京都の夜景が展望できた。

 

最初のうちはそれこそ無数の鳥居に圧巻されて、その光景を楽しみながら歩いていたものの、途中からはひたすら登ることに夢中になっていました。

 

 

途中何人かの人とすれ違ったが、皆懐中電灯を持って下って来ているのを見て不安になる。

 

確かに途中に明かりが何も無い区間があったりとヒヤヒヤする場面もあったが無事登頂。


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タイムは測ってないが、手元の時計を見る限り、案内板の時間よりかは確実に早く登った。ドヤッ

 

21時を過ぎていたがとても蒸し暑く、汗ダラダラ。

 

汗臭くてすみませんと思いつつも、山頂にある上社神蹟でお賽銭と参拝をして、別ルートで下山。

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下山したルートもかなり暗く、ゲームの中のような世界観を楽しみつつも、いつ現れるか分からない段差に怯えながら下った。

 

 

いや〜楽しかった。

残念ながらゲームのようなイベント発生は無かったが。

 

 

俺ガイルのように修学旅行で京都には来たことはあったが、ここ伏見稲荷には来ていなかった。

 

また違う京都感を味わえて僕は満足だ。

 

 

 

どうやらチームメイト達も同じ場所に来ていたようだが、山頂まで行ったのは僕だけだったらしい。

 

翌日のレースのことを考えたら賢明な判断だ。

 

なぜかって、山頂アタックした僕はレースの日の朝、お尻と脛が筋肉痛になっていたからな。

 

だが、レースが無いのなら登る価値は大いにアリ!

 

記事によると稲荷山一周で900基近い数の鳥居をくぐることができるらしい。

 

いや〜これだけくぐれば御利益あるでしょ!

 

 

 

 

 

 

またいつか、のんびり観光でもしてみたいものですね。

 

 

 

 

 

 

今は宇都宮までの長い帰路の途中…

 

それではまた。

やり切って美食

 

今日はコーユーレンティアオートポリスロードレース2日目。

 

昨日とは違い、オートポリスショートトラック(3km)を30周する90kmのレース。

 

 

 

上りの距離が減るので、平地系の選手にも可能性があるコースということもあり、地元スパークルなどの動きも気になるところ。

 

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出身地が熊本県の宮崎くん。

地元レースだし、勝ちに行く走りを意識してとチーム内で話が上がったが、何故か彼は頑なにこの僕が勝つと言い張っていた。

 


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今日は早い時間からのレースで、試走時間なども無かった為、念入りにローラー台でアップをする。昨日の疲れもあり、身体の感覚を確かめる為にも重要な作業。

 

 


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スタート前の召集のタイミングで急に土砂降りの雨…

結局この遠征中雨に打たれなかった日は無かった…

 

 


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雨の中レースがスタートすると、昨日の今日で疲れもあるのか、イージーペースで展開。


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雨はスタートして間もなく止み、むしろ晴れてきて時折蒸し暑くも感じた。

 


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1度目のスプリントポイントまでは逃げの決定打なども無く集団一つで展開していく。



1度目のスプリントポイントで取り合いのペースアップがあり、これにより集団が大きく分断。

 

20名弱の先頭集団となり、チームからはアベタカさん、宮崎くん、僕の3人が乗った。

 

メンバー的にもこのままGOでも勝負できそうだったので、このまま先行を続ける。f:id:onoderider:20220807164601j:image

 

アベタカさんと宮崎くんには積極的に脚を使うことの無いように伝え、先行を続けたいメンバーにペースメイクは任せるように走る。
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短いインターバルで上りがあるため、意外と消耗する今回のコース。

 

集団内も疲労の色が見え始める。

 

 

終盤になり、後ろの集団から増田さんを含む有力選手達が合流。

ライアン選手、大喜選手らも含んでおり、手強い相手が揃ったことになる。

 

有力チームは複数人ずついる中で、我々も4人を前に揃えることができたのは大きかった。

 

 

ラスト10周を切ってからは、アタックや牽制の動きが目立つようになり、集団はバラけがちになる。

 

スト2周あたりで集団が割れ、増田さんのみが前に残る状態になってしまう。

 

そこで機転を効かせた宮崎くんが僕を含む少数集団を引き上げて前と合流。

再び集団を一つにして最終局面へ。


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ファイナルラップは集団一つのまま牽制し合い。

増田さんがペースで先頭を引きながら最後の上りに差し掛かる。

 

最初に動いたのはキナンのトマ選手。

僕はそれに真っ先に反応して飛びつく。

 

最終コーナーで僕は先頭に押し出されるが、ゴールも見える距離。

 

 

 

ここまで来たら一か八かの先行スプリント!

 


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勝てました。

 

 

 

2時間のショートレース。

目まぐるしい展開の中で、チームメイトが暗黙の了解で僕が有利な展開に導いてくれた。

 

昨日とは逆パターンで増田さんも後ろから合流してくれたこともあり、展開のバリエーションも増えたのが良かった。

 

両日ともにチームワークが上手く噛み合った素晴らしいレースが出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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レース後は地元メディアの取材もあり。

昨年のいこいの道クリテリウムで優勝した際にもインタビューして下さった方で、僕との会話を覚えてくれていました。

 


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宮崎くんのお知り合いの方々とも記念撮影。

僕のブログをいつも読んで下さっている方もいて嬉しかったですね♪

 

 


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優勝賞金ゲッツです❗️

 


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スプリント賞こそ取れなかったものの、3回あったスプリントポイント全てで小さいポイントを取り、ブルージャージもキープ。

 


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今日も塾長と2人で記念撮影です。

 

 

 

 

いや〜このやり切った感があるのいいですね。

 

レース後半何度も攣りそうになる脚に、攣るな!攣るな!と言い聞かせて走っていたので、最後まで持って本当によかった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

帰りのフライトまでは余裕があったので、サーキット内でシャワーを済ませ、オートポリスを後にした我々は空港でブレイクタイム。


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みんなでいきなりだんご

 

 

そして宮崎くんに教えてもらった、ご当地B級グルメ?の「ちくわサラダ」を食す。
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これはちくわにポテトサラダを詰めて揚げたもの。

最初これを聞いた時はえっ?と思ったが、いざ食べてみるとこれが美味いんだ!

 


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今日は祝杯!ということで、飲みたい宮崎くんと僕だけビールを頂きました♪

 

ちくわサラダの他に、

熊本名物「太平燕タイピーエン)」、馬肉コロッケ、唐揚げなどを及川、宮崎、僕の3人で出し合って頂きました♪

 

いやぁ〜大変満足であります!!

 

やはりレースでやり切ってこそ楽しめる美食!

 

これが細やかな幸せな瞬間でもあるのです♪

 

 

 

 

 

 

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この2日間、沢山の応援ありがとうございました!

 

最高の結果でお応えすることができました。

 

 

 

 

 

最近暑すぎてトレーニングもままならない中で、どうなることやらと心配ではありましたが、これは皆んなも同じこと。

 

そんな中で結果に結びつけることができたのは大きな収穫でした。

 

 

 

 

 

それにしても疲れた。

けど、熱中症による疲労感が無いだけ前回より気分が良いです。

 

 

 

さぁ。またレースは続くので気合入れていきましょう。

 

 

 

 

それではまた。