僕が家を出て独り暮らしをしていたり、弟(慶)が社会人として仕事をしていたり…
と、家で家族全員が揃って食卓につく機会が減ってからはそれほど激化はしないものの、美味しくて、更にはレアな食べ物がやってくると、たちまち我が家では争奪戦が繰り広げられるのだ。
楽しみにとっておこう、明日食べよう…
なんて呑気なことは言ってられない。
少しでも油断すれば、次に食べたいと思った頃には無くなっている。
全員が揃った食卓に大皿で出された料理の減る早さといったら…
それが小野寺家。
争奪戦を戦う上で、独り暮らしをしている僕は特に不利な状況だ。
山形に住む祖母が、季節ごとに不定期で送ってくれる郷土料理や季節の味覚は実家に届く。
その時点で僕は出遅れるわけで、人気の食材や料理があれば、届いてから2日もあれば綺麗に無くなってしまう。
だいたい山形から荷物が届けば、母から連絡が入るが、都合で実家に行けないと、食べられずに終わることも。
そんな状況を知ってか知らずか、山形のおばあちゃんの粋な計らいがこちら。
袋に小分けして、それぞれに宛名が書いてあるのだ!!
過去には大きなメロンにマジックで線を引き、家族全員分に均等に振り分けられていたこともあった。
これはありがたい。
個人で振り分けられていれば、流石の我が家でも他人の袋を開けて食べたりする奴はいないから安心だ。
これで争奪戦を繰り広げずに済む。
平和的解決策。
昨日、このだだちゃ豆が送られてきたと母から連絡があったので、今日ラジオが終わった後、実家に引き取りに行きました。
山形のだだちゃ豆、美味いんだこれが。
アニメを見ながら食べていたら、1話見る間に三分の一くらい減っていた…
「やめられない止まらない」とはこのこと。
おばあちゃん、いつもありがとう。
オフになったら久々に山形へ出かけてみようかな。
それではまた。