2日間だとステージレース感があまりありませんね。
今日が最終日でした。
国内屈指の高難易度コースとして名高い太地半島周回コース。
休みどころの無いストップ&ゴーを延々と繰り返すヘビーなコースだ。
今回滞在した宿はこのコース沿いにある。
朝はホテルから自走で会場へ。
これはレース前、僕が間違ってフォンのバッグに自分のケータイを入れてしまった時の一コマ。
「気づかなかったら一緒にタイにいっちゃってたぜ」と言われたシーン。あぶなかった〜
期間中最も暑い中スタート。
総合上位が僅差で迎えた今日は序盤から激しい展開が予想された。
やはり逃げは決まらず、常に攻撃し合う速い展開。
すぐに1度目のスプリントポイントがやってくる。
今日のプランは1秒でも良いから谷さんがスプリントポイントでボーナスタイムを獲得すること。
それにより総合順位が大きく変わってくる。
僅差の勝負ではこの1秒が大きい。
何故ここを通す?ってセクション。キツイ上りの手前でストップ&ゴーをしなければならず、これが脚を痛め付ける。
1度目のスプリントポイントはトレインを組んだチームに太刀打ちできず、谷さんはスプリントに参加できなかった。
こうして見ると綺麗な場所だが、レース中はこんな景色を知る事はない。
元々、谷さんも激化が予想された1度目は難しいと考えていたので、次の2回目のスプリントポイントに向けて攻撃を仕掛けていた。
しかし、順位の近い選手にマークされ、結局集団のままで2回目のスプリントポイントへ。
僕が近くにいたので、リードアウトを担うべく谷さんの前をひいたが、スプリントの段階で埋もれてしまったようで、流れ込んだ僕が無駄にボーナスタイムを獲得するだけに終わった。
それからの後半戦は、総合に関係のない2人の飛び出しを容認してリーダーチームのコントロールで展開する。
ただ走るだけでもかなり消耗するこのコース。
いつの間にか集団の人数もかなり絞られていた。
終盤に集団に残れたのはアベタカさん、谷さん、時さん、僕の4人。
谷さんがボーナスタイムを取れなかった以上、あとはステージの結果を狙うしか残っていない。
しかし2人投げが確定している以上、3位争いしか無い。
残り少ない脚でなんとか絡みに行ったが、上手く連携もできず単騎で挑むことに。
埋もれて11位。
今日は失敗の日。浮かない顔してますね。
今回の熊野遠征は天候の影響を受け、イレギュラーなレース期間となりましたが、まずは無事にレースができて何よりです。
短縮された上に2日間というステージレースの難しさを体感しました。
熊野〜宇都宮のからの途中。
本来なら途中泊の予定でしたが、帰りたい選手多数により一発帰宅プランに変更。
チームメイトでドライバー交代をしながら宇都宮を目指しています。
慣れないAT車は少し不安でしたが、ヴェルファイアの運転は快適です。
これでステージレース連戦はひと段落。
沢山の応援ありがとうございました!
ちょっと休んだらまた全日本です。
それではまた。