おおいたいこいの道クリテリウム
このレースを迎えると、いよいよシーズンも終盤に差し掛かって来ていることを実感する。
今回の遠征は中国から帰国して中二日で出発。
さらにいつもは飛行機なのに、このハードスケジュール時によりにもよって陸路&フェリー移動ときた。
朝に宇都宮を出て、およそ10時間かけて神戸へ。
中国のハードな遠征を終えてこの仕打ちはキツイ…
当初、六甲アイランドのフェリー乗り場から乗船すると聞いていたので、あの六甲アイランドに行けるということだけが唯一の楽しみだった。
しかし六甲アイランドについた!というタイミングで乗船する港が違ったとの電話が…
六甲アイランドでは給油しただけだった…
急遽大坂まで戻って南港へ。
無事に乗船。
フェリーと聞いた時から雑魚寝を覚悟していたが、今年就航したばかりのフェリーは綺麗で広く、一番安い部屋でもカプセルホテルのようなプライベート空間の確保されたベッドでした。
陸路は過酷でしたが、船内は快適でした。
翌朝に別府港へ着き、午前中のうちに軽いトレーニングと試走へ。
お昼には初めてCOLORSに立ち寄り、ランチを頂きました。
レース初日の今日。
しかしそれ故にコースは一周1kmの超コンパクトコース。
路面が綺麗なのが唯一の救いだが、今回の出走人数で走っていい規模ではない…
いつも以上にミチミチのスタート前。
レースがスタートすると案の定、集団は崩壊を始める。
180°ターンがあるレイアウトなので、1kmごとにストップアンドゴーが繰り返される。
このため、集団の前と後ろでは消耗する体力に大きな差が生まれる。
後ろにいてはレースができないどころか、中切れに遭いレースを去ることになる。
なので前半はひたすらに集団前方をキープすることだけに徹した。
中盤にもなると、集団の人数はかなり絞られたようだ。
残れていたのはアベタカさん、時さん、僕の3人。
しかし前方でなかなか上手くまとまる事ができず、常にトレインに対して挑んでは弾かれを繰り返す。
定位置で走れないとストレスも多く消耗も激しい。
今日のレースはスプリントへ持ち込みたいチームが多かったことから逃げは生まれず。
あっという間に最終局面へ突入した。
もう近くには時さんしかいない。
対する主力チームは3〜4人は残している状況。
当然、最後のポジション争いも不利になり、時さんが懸命に引き連れてくれたが、最終ターンでは先頭がはるか彼方に見える位置。
ここでの勝負をこれまで多く経験している身としてはこの時点でこの位置では勝負に加われないのはすぐに分かった。
それでも諦らめずにもがいて、3位まであと少しというところまで迫ったが、差し入れずに4位。
今年は勝利を目前に悔しい思いをするレースが多い気がする。
アウェイな地にも関わらず、沢山の応援が聞こえた今日。
差し入れにカヌレを沢山頂いてご満悦だったのにな。
沢山の応援ありがとうございました!
まだ明日もあります。
明日もハードなレースなので、気を引き締めて挑みたいと思います!
それではまた。