今日は山陽建設佐木島ロードレースでした。
©Itaru Mitsui
移籍後初めての公式戦のホーム開催。
チームとしても個人としても気合の入る地元開催。
僕個人としても移籍後初の地元開催は万全の状態で挑みたい気持ちでした。
しかし怪我をしてしまってからは走れるレースが減ってしまい、地元開催までにはなんとか…という状況でした。
しかしせっかくの初めての地でのホーム戦。そこでいい走りをしたいという気持ちでリハビリを積みました。
ようやく感覚が戻ってきたかなと思ったらここ最近の酷い暑さ。
暑さのせいもあり、トレーニングの段階では自分の状態がどこまで良くなっているのか分かりませんでした。
おまけに2週間前にはトレーニング中に肩を亜脱臼してしまって自力で治せず救急車にお世話になることもあったりと、不安要素を色々と持ちながら今大会を迎えました。
©Itaru Mitsui
レースは予報通り、猛暑の中でスタートしました。
チームとしても僕としても、昨年の佐木島ロードレースと同じ展開を理想とし、レースに臨みました。
もう暑さのせいで詳しくは覚えていないのだが、割と序盤に20数名の大きな逃げ集団が形成され、その中にチームからベンさん、柴田さん、圭佑と僕の4人が乗り、悪くない状況を作ることができました。
©Itaru Mitsui
多数のチームが入っていたことから、この逃げはみるみると差を広げ、差が1分を超えたあたりで逃げ切りを確信した。
しかし日本に入って間もないベンさんは調子が良くなく、キツそうな走りでした。
圭佑もメカトラで苦戦し、中盤過ぎには柴田さんと僕の2人で展開することになる。
逃げも少しずつ人数が絞られ、その中で状態の良いシマノの2人が残っていたのが手強かったです。
僕は毎周回補給所でボトルを取り、身体にかけたり飲んだりして暑さの中を耐えていました。
中盤までは割と余裕を持って走れていましたが、後半になると流石にキツさを感じてきました。
©Itaru Mitsui
柴田さんが終盤まで積極的にケアに回ってくれていましたが、多数のチームの攻撃に自分もかなり動かざるを得ない状況となり、消耗していく。
そして最終周になる頃にはいよいよ単騎になりました。
最後の上りの手前でアタックに反応した時に両脚が攣ってしまい、いよいよヤバいかと思いましたが、なんとか自分を奮い立たせて誤魔化しながら最後の上りをこなしました。
流石に単騎でこの状況下でシマノの攻撃に反応することはできず、1人逃げを許してしまい、番手争いが精一杯という状況になりました。
最後のスプリントは両脚が攣りながらのカチンコチンスプリント。
©Itaru Mitsui
自分がどう脚を動かしているのか分からない状態でしたが、なんとか表彰台を獲得したい一心でもがきました。
もう限界ギリギリ。
暑さのサバイバルレースでした。
勝利を手にすることはできませんでしたが、昨年同様の3位。
©Itaru Mitsui
悔しいですが、たくさんの地元ファンの皆さんの前で表彰台に立てて良かったです。
これに加えて地元賞も獲得することができました。
©Itaru Mitsui
お米、とっても嬉しいです!
暑い中、たくさんの応援ありがとうございました。
暑さに弱い僕がここまで頑張れたのは皆さんのアツい応援のおかげだったと思います。
ありがとうございました!
まだ明日もあります。
明日も暑いです。観戦する皆さんもどうかお気をつけて!
引き続き応援よろしくお願いいたします!
それではまた。